プレミアリーグが公式HPにてセネガル人選手を特集している。1992年に発足したプレミアリーグでは、これまで37名のセネガル人がプレーしてきたというが、果たして最高の選手は誰なのか。
セネガル人選手の草分けと言えば、変なことで有名になったあの選手である。1996年にサウサンプトンで1試合だけ出場したFWアリ・ディアだ。リベリアの怪人として知られるジョージ・ウェアの“いとこ”を装って入団するも、1試合に起用されただけで、わずか14日間でクビになった!
Who is the #PL's best ever Senegalese player? 🇸🇳
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— Premier League (@premierleague) May 4, 2020
今シーズンは、4名のセネガル人選手がプレミアリーグにいる。一番有名なのはリヴァプールの背番号10、サディオ・マネだろう。サウサンプトン時代の2015年には「2分56秒」というプレミア史上最速のハットトリックを達成したことでも知られる。
プレミアリーグでのセネガル人の「最多ゴール」と「最多アシスト」を持つのもマネだという。これまでプレミア185試合に出場して80ゴール&29アシストという数字を残しており、得点数では2位のデンバ・バ(元ニューカッスル)の43ゴールを大きく引き離している。
プレミアリーグの公式HPで行われている「最強セネガル人選手」のアンケートでも、80%以上の得票率で断トツの1位に選ばれたのは、やはりマネだった。
しかし、最多出場記録を持つのは懐かしい名前だ。2002年ワールドカップで旋風を巻き起こした元セネガル代表のエル=ハッジ・ディウフである。ディウフはリヴァプール、ボルトン、ブラックバーンなどで計243試合に出場した。ちなみに出場数の2位はモハメド・ディアメ(元ニューカッスル)の239試合、3位はシェイク・クヤテ(現クリスタルパレス)の187試合、次いでサディオ・マネの185試合となっている。
最後に、セネガル人選手の「ベストゴール」を勝手に選ばせて貰えるのなら、元ニューカッスルのパピス・シセが2012年のチェルシー戦で決めた、このブーメランシュートだ!
Sadio Mane is now the top-scoring Senegalese in #PL history 🇸🇳
To celebrate, let's take a look back at some Senegal stunners
Take it away, @CissePapiss pic.twitter.com/DD8SsVIBju
— Premier League (@premierleague) April 24, 2018