『SPOX』などの情報によれば、ドルトムントのジェイドン・サンチョは今夏にドルトムントを去ることを望んでいるようだ。2022年までとなっている契約を延長するつもりはないという。
Exklusiv: Jadon Sancho will den @BVB im Sommer verlassen. https://t.co/bHL6hhGrxv
— SPOX Redaktion (@spox) May 29, 2020
しかし、現在のサンチョの契約には契約解除条項が設定されていないため、ドルトムントが移籍を許可しなければならない。
ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、『シュポルトビルト』のインタビューで、「コロナ危機による中断前に、ジェイドンの残留が我々の望みだと言ってきた。ただ、最終的には選手が何を望んでいるのかを尊重しなければならない。はっきり言えるのは、コロナ危機下だからといって、我々がプライスダウンに応じるとは、非常に裕福なクラブたちでさえ思っていないだろうということだ。我々は誰も価値を下げて売る必要はない」と語っている。
ひとつはっきりしているのは、ドルトムントは2021年の夏、あるいは21/22シーズンの冬にも、サンチョを売却する可能性があるということだ。
サンチョはプレミアリーグへの復帰を望んでいると言われており、特にマンチェスターUとチェルシーが強い関心を示している。
しかし、コロナ危機によって、2020年夏のサンチョの移籍は叶わない可能性が高い。
マンチェスターUのエド・ウッドワードCEOでさえ、1人の選手に1億ユーロ以上の移籍金を費やすことを躊躇していると報じられているからだ。