セリエA残留を目指すSPALは先日、クラブをセリエA昇格に導いた功労者の一人であるダビデ バニャティ・スポーツディレクター(SD)をトリノに引き抜かれた。
トリノは今シーズン開幕前に長年SDを務めてきたジャンルカ ペトラーキ氏をローマに引き抜かれており、SPALを躍進させたバニャティ氏を新SD抜擢したのだ。
SDを失ったSPALはその代役を探しているようで、『カルチョメルカート』が報じたところによれば、SPALの新SDとして有力視されているのがフェデリコ バルザレッティ氏であるという。
TMW – SPAL, da Balzaretti-Gazzoli a Bonato: le ultime sul dopo Vagnati https://t.co/fCgMRSYueY
— TUTTOmercatoWEB (@TuttoMercatoWeb) May 18, 2020
バルザレッティ氏はユベントス、パレルモ、ローマなどでプレーした元イタリア代表左サイドバックでユーロ2012の準優勝メンバーでもある。
現役引退後はローマでスタッフして働き、『Premium Sport』や『Dazn』では解説者も務めていた。
ただしSDとしての経験はない。
SPALは今シーズン、レオナルド センプリーチ監督、ダビデ バニャティSDというクラブに大きく貢献した二人の功労者を失っている影響もあってか、チームは現在19位と降格ゾーンを抜け出せずにいる。
バルザレッティ氏が新SDに就任した場合は難しいタスクを強いられることになりそうだ。