関西1部FCティアモ枚方は17日、昨季限りでJ2新潟を退団したMF小川佳純(35)の監督就任と、昨季J2京都の強化部に在籍した巻佑樹氏(35)のゼネラルマネジャー就任を発表した。小川新監督は現役を引退し、専任指揮官となる。
小川監督はクラブHPで「この度、2020シーズンよりFC TIAMO枚方 TOPチームの監督に就任することになりました、小川佳純です。監督というオファーをしていただけたことを非常に嬉しく光栄に思います。選手時代に培った経験を、最大限に発揮し、見ていてワクワクしてもらえるような攻撃的なサッカーを目指して頑張ります」とコメント。
巻新GMも「今回、GMという立場でFC TIAMO枚方に関わらせて頂くにあたって、ティアモに関わる全ての人がワクワクするようなチーム作りに着手したいと思いますし、サッカーに関心をもつ方達がティアモから目を離せなくなるようなチーム作りを目指していきたいと思います。更には、自分自身の経験、在籍しているスタッフ・選手の経験を生かし、ティアモの未来、日本サッカーの未来を担っていくようなスケールの大きな若手選手の発掘、育成に取り組んでいきたいと思います」と名古屋時代の12年以来となる小川監督とのコンビ“再結成”に意気込んだ。
将来的なJリーグ参入を目指すティアモは昨年、全国地域サッカーチャンピオンズリーグの1次ラウンドで敗退。JFL昇格が届かなかった。シーズン終了後に辻本茂輝監督の退任が発表されていた。