Shooty

【プレミアトップ6】勝ち点74シミュレーション

footidiota

2019/03/17 08:06

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

NEWS

プレミアリーグの上位争いが白熱を帯びている。
2月も終わり3月4月と様々な大会が大詰めになるこの時期はプレミアリーグファンとしては如何せんソワソワとしてしまうのはきっと私だけではない現象だろう。
さて、今回はトップ6が今シーズンチャンピオンズリーグ出場権を取れるか否かを分析・シミュレーションをした結果をご紹介したい。

【プレミアリーグ順位表(27節終了時点)】

過去のプレミアリーグと違い今シーズンは、優勝争いもチャンピオンズリーグ出場権もまだ複数チームに可能性が大きく残されており緊張感の高まりようは尋常ではない。
このままの温度感が続けば、トップ6すべてのチームが最終節まで順位が入れ替わり、最終的には僅かな勝ち点差で明暗が分かれるなんてことも往々にしてありえる。
今回はチャンピオンズリーグ出場権の可能性にフォーカスを当てて分析結果をお送りしたい。

タイトルの通り「勝ち点74シミュレーション」と記載したロジックはこうだ。
✓チャンピオンズリーグ出場したチームの内、最低順位のチームの勝ち点(過去5シーズン分)を抽出し平均値を算出。
✓小数点を繰り上げした「チャンピオンズリーグ出場に少なくとも必要な勝ち点」を算出。
✓トップ6今シーズンの「1試合ごとの平均勝ち点」を算出。(小数点第2位まで)
✓「平均勝ち点×残り試合数」+「現在の勝ち点」と「勝ち点74」を比較し、チャンピオンズリーグ出場ができる否かを評価。
尚、マンチェスターユナイテッドについてはスールシャール体制になって劇的にチームが変化したため、モウリーニョ解任後の第18節カーディフ戦から現在までの平均勝ち点を算出する。

まずは「チャンピオンズリーグ出場に少なくとも必要な勝ち点」を算出。

13/14シーズン 最低勝ち点「79」

14/15シーズン 最低勝ち点「70」

15/16シーズン 最低勝ち点「66」 (レスターほんとにすごかったね)

16/17シーズン 最低勝ち点「76」 (ユナイテッドはEL制覇によってCL出場)

17/18シーズン 最低勝ち点「75」

「平均最低勝ち点」=「(79+70+66+76+75)/5」=「366/5」=「73.2」≒「74」
チャンピオンズリーグ出場には少なくとも勝ち点74が必要となる。

それでは各チームのシミュレーション結果をお伝えする。

【マンチェスターシティ】出場可能性90%

チャンピオンズリーグ出場はほぼ間違いない状況。カラバオカップを制し残すはチャンピオンズリーグ・プレミアリーグ・FAカップの3タイトルが残された。チーム状況も非常に良い状態で残されたタイトルはすべて獲得できる可能性が高い。

【リヴァプール】出場可能性90%


こちらもシティと同様にチャンピオンズリーグ出場はほぼ確実だろう。未だリーグ戦では1回しか負けていないことがリヴァプールのハイライトである。またシティと異なる点はFAカップをすでに敗退していること。残されたタイトルに全力を尽くせる格好となりシティと比べて勢いが増してきそうだ。

【トッテナム】出場可能性80%

バーンリー戦での痛い敗戦があったものの、組織力でカバーリングできるポテンシャルを秘めているためスパーズもチャンピオンズリーグ出場の可能性は大きい。スパーズは年明け以降の後半戦の勝率がトップ6の中で1番高いことが強みである。また3月後半に試合がないこともあり休息ができる点もチャンピオンズリーグ出場を後押ししてくれることだろう。

【マンチェスターユナイテッド】出場可能性75%

スールシャールに関して言及しておきたいことは、未だに彼が「暫定監督」であるということである。彼からにじみ出るベビーフェイスはユナイテッドを再び強くした。特にリンデロフとポグバの本来の力が発揮されたことが10戦無敗につながっていると考える。この勢いが持続できるならばチャンピオンズリーグ出場は必然的と言えるだろう。

【チェルシー】出場可能性65%

チェルシーの後半戦の失速には誰もが驚きを隠せないことだろう。まさかこんなことになるとは。アウェイで迎えたシティ戦では前半だけで4失点を喫し、結果0-6という大敗を経験してしまった。リベンジとしてカラバオカップでシティと再戦をしたが、PK戦の末準優勝に終わっている。このところ負け癖が付いてしまったチェルシーは「73.04」と最低勝ち点にあと一歩のところで届かない結果となった。

【アーセナル】出場可能性60%

アーセナルも決していい方向には向かっていない。前節のサウサンプトンでは2-0で勝利したものの後半はシュートたったの1本と前後半で90.9%減という失態を犯している。最も驚きなのがエメリの試合後のコメントだ。「素晴らしいゲーム内容だった。前半で試合を決めたかった。」と発言したのだが、後半の出来の悪さについて問題視する様子ではなかった。結果は良かったとしても実態はいかに。問題を看過し続けていてはチャンピオンズリーグ出場は夢のまた夢。こうした状態が継続するといよいよエヴァートンカップへの出場を余儀なくされるだろう。

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう