長年にわたり噂されてきた“デ・ヘア案件”
イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、今夏のレアル・マドリード移籍を断行することになるかもしれない。
今季もユナイテッドにおいて規格外のスーパーセーブを連発するなど、その存在価値を存分に証明してみせたデ・ヘア。27歳となり、キャリア絶頂期に差し掛かっているこの優秀なスペイン人GKが夏の退団を模索中と報じたのは、スペインサッカー専門誌『Don Balon』だ。
同誌は、デ・ヘアがスペインへの帰国を望んでおり、マドリーと契約を交わすことが現時点で彼の最優先オプションであると指摘。かねてより噂されてきた移籍実現に向けての唯一の問題点としては、“高すぎる移籍金”を挙げている。
曰く、マンチェスター・ユナイテッド側は仮にデ・ヘア売却に踏み切る場合、天文学的な金額を先方へ要求するものとみられており、そのことが交渉の停滞に繋がる可能性があるようだ。マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長も近年のマーケットでもはやブームとなりつつある“記録的な移籍金”を支払うことに難色を示しており、今後の値切り交渉がいかに円滑に進められるかが肝となるだろう。
2015年夏の市場で完全移籍がほぼ決定していたにも関わらず、直前に破談となっていたユナイテッドとマドリーの“デ・ヘア案件”だが、いよいよ今夏に解決の日を迎えるのだろうか?
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— David de Gea (@D_DeGea) 2018年4月19日