パリとの関係続行を断言
ネイマールとの契約を願うスペインの名門レアル・マドリードに対し、敏腕エージェントのピニ・ザハビ氏が冷水を浴びせている。
昨夏に天文学的な移籍金と共にバルセロナを旅立ったブラジル代表FWはパリ・サンジェルマンでの素晴らしい初年度を満喫してはいるものの、チャンピオンズリーグでの早期敗退に加え、指揮官や同僚との関係悪化が囁かれるなど、その全てが順風満帆とはいえないシーズンとなった。
こうした状況のなか、スペインのレアル・マドリードはかねてよりこのドリブルマスターとの電撃契約を画策しているとされ、ネイマールの代理人を務めるザハビ氏とマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長との密会がたびたび報じられてきた。
だが、ザハビ氏はネイマールの去就に関して『UOL Esporte』の取材に応じると、次のような言葉を残し、レアル行きの噂を封印している。
「現時点でサッカー界の頂点に立つ3人のプレイヤーは、リオネル・メッシにクリスティアーノ・ロナウド、そしてネイマールであり、彼ら3人がひとつの同じクラブチームでプレイすることなど不可能だ。バルセロナにおいて、ネイマールはあらゆる場面でレオの陰に隠れ、2番手となっていた。フリーキックやペナルティーキック、そして他の多くのシーンでそれは明らかだったよ。ネイマールは他の2人(メッシとロナウド)とは異なる独立したチームに在籍すべきであり、パリ・サンジェルマンには大きなプロジェクトもあるからね」
バロンドールの座を求めてフランス王者へ加入したネイマールにとって、王様の待遇を謳歌するにはPSG残留が絶対条件なのかもしれない。少なくとも、多くの大物プレイヤーをクライアントに持つ優秀な代理人はそのような見解を示した。
🤨🤙🏽 pic.twitter.com/Y1fAYFDK0b
— Neymar Jr (@neymarjr) 2018年4月13日