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積極補強に動くヴィッセル神戸が獲得したCB渡部博文選手とは?

k.k

2016/12/11 12:32

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NEWS

名将ネルシーニョ監督体制2年目の2016年シーズンは年間順位7位とクラブ史上最高の成績を残したヴィッセル神戸。
そんなヴィッセル神戸が2017年シーズンでのさらなる飛躍に向けての新加入選手第1号として獲得したのが渡部博文選手です。

イケメンセンターバックとも呼ばれる渡部選手はどういった選手なのか、まとめてみました!

Jリーグ屈指の武器を持つ強靭なCB

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by J.LEAGUE.jp

2016年シーズンはベガルタ仙台でレギュラーとして活躍をした渡部選手。そのプレースタイルの最大の特徴は、Jリーグ屈指と言える空中戦での競り合いの強さです。186cmと恵まれたフィジカルを誇り、2016年の3得点は全てセットプレーからと攻撃面でも強みを発揮しています。

また、ディフェンスリーダーとしてラインコントロールやコーチング能力も得意としており、高いレベルを誇っています。


*2016年J1 1stステージ第14節 ベガルタ仙台VSアルビレックス新潟戦での渡部選手のゴールシーン

ネルシーニョ監督は師匠?!

渡部選手がJリーガーとなったのは2010年。柏レイソルでプロ選手としてのキャリアをスタートしたのですが、この時柏レイソルを率いていたのが、現在ヴィッセル神戸を指揮するネルシーニョ監督でした。

柏レイソルでは絶対的なレギュラーではありませんでしたが、2012年の天皇杯決勝では貴重な決勝ゴールを得意とするセットプレーからのヘディングで奪うなど、要所要所で活躍を見せる存在でありました。


2012年 第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝 柏レイソルVSガンバ大阪戦での渡部選手のゴールシーン

今回の移籍決定後、「ネルシーニョ監督の元でまたプレーできることを嬉しく思う」と公式コメントを残すなど渡部選手にとってネルシーニョ監督は小さくない影響を持つ存在であることが伺えます。

ネルシーニョ監督にとってもプロデビューのまっさらな状態に自身の哲学を教えた選手であり、その後にベガルタ仙台でレギュラーとなり、Jリーグ屈指のCBとなった渡部選手は心強い存在となりそうです。

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by J’sGOAL

東北出身プレイヤーとして

渡部選手は東北は山形県の出身で、ヴィッセル神戸では茂木選手(現福島ユナイテッドFC)以来、2人目となる『東北人魂』(2011年に鹿島アントラーズの小笠原満男選手が発起人となって結成された東北六県出身Jリーガー団体)の会員選手でもあります。

これまでの所属クラブでも『東北人魂』の活動として積極的にチャリティー活動を行ったり、ボランティア活動などにも参加するなど東北への強い想いを持つ渡部選手。
同じ経験を持つ神戸の地で、どういった活動をされるのかにも注目したいですね!

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by まいぷれ柏

熱いプレーで神戸を盛り上げる!

専修大学出身と大卒Jリーガーでもあり、言葉でもチームを引っ張ることができる渡部選手。ベガルタ仙台ではCBとしてチームの最後尾からどんどん声を出すことでチームを盛り上げてきました。

新天地のヴィッセル神戸でも熱いプレーと声でチームを盛り上げる姿に期待です!

プロフィール

・渡部 博文(わたなべ ひろふみ)選手
・1987年7月7日生まれ
・山形県長井市出身
・ヴィッセル神戸所属
・DF(CB)
・186cm/80kg

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