開幕直前!プレミアリーグ開幕カードから王者レスターVS“プレミア20番目のチーム”ハルシティの一戦をマッチプレビュー!

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by コウフ・フィールドスタッフブログ

今年はどんな波乱が?混戦必須の序盤戦!

いよいよ今週末に開幕を迎えるイングランドプレミアリーグ。
ペップとモウリーニョ就任のマンチェスター勢に昨シーズンまさかの大不振に終わったチェルシーは建て直しへコンテを招聘し、そしてポチェッティーノ3シーズン目を迎え悲願のリーグ制覇も視野に入ってきているトッテナムなど今シーズンのプレミアリーグは例年以上に上位争いが激しくなるだろうと言われています。

昨シーズンの覇者レスター、やはり気になるのは”二人分”の穴


by サッカーミックスジュース

開幕カードの一番早い時間、つまり実質的なリーグ開幕のホイッスルが鳴り響くのはハルシティVSレスターの一戦になります。
レスターにとってチャンピオンで迎える開幕はプレミア序盤戦、そしてCLの戦いに向けて勢いをつけるうえで大きな意味を持った一戦になるでしょう。
8/10現在昨シーズンの主力メンバーで他クラブへ引き抜かれたのはカンテ一人のみで、補強もクラブレコードの移籍金で獲得した、抜群のスピードが武器のFWムサ、EURO2016でもポーランドのジョーカーとして注目を浴びたサイドアタッカーのカプストカ、ラニエリ監督がかねてより獲得を希望しており、フランス国内でマケレレ二世と呼ばれるMFナンパリス・メンディなど、選手層は昨シーズンと見違えるほど厚くなりました。しかし開幕戦となると、やはり昨シーズンの主力がスタメンに名を連ねることが考えられます。
ここで改めて気になるのがラニエリ監督に「彼は昨シーズン二人分のプレーをしていた。」と言わしめたカンテの穴です。

カンテの代役はサポーターに愛されるNo.10


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そんなボランチのポジションでドリンクウォーターとコンビを組むことになると思われるのはコミュニティーシールドでもスタメンで起用された、レスター生え抜きで10番を背負うウェールズ代表MFアンディ・キングです。
彼は昨シーズン序盤戦こそレギュラーとしてプレーしていましたが、途中出場から頭角を現したカンテにレギュラーを奪われ、さらにEURO2016では出場停止のラムジーの代わりを務めた準決勝で存在感を示せずチームも敗退するなど悔しい思いをしてきた選手です。
ヴァーディ、マフレズに対するマークがきつくなるなかで彼の持つ二列目からの攻撃参加が必要な場面が多くなることが予想されます。
この一年間レスター、ウェールズ代表と驚くべき結果を残してきたチームのなかで悔しい思いをしてきた10番の開幕戦でのプレーに注目です。

そんな王者と対戦するのは“プレミア20番目のチーム”


by The Telegraph

ハルシティVSレスターと聞いて2年前のプレミアファンが思い浮かべるのは残留争いをしている両チームの姿でしょう。レスターが終盤の追い上げで残留を果たした14-15シーズン。そのシーズン惜しくも18位で2部降格となったチームがハルシティです。昨シーズンの二部リーグを4位で終え、プレーオフを勝ち抜き昇格を勝ち取りました。

“一年でのプレミア復帰”そんな理想の復帰を叶えたチームには大きな問題が…

プレーオフを勝ち抜いての昇格、それは同時にプレミア20番目すなわち最下位という位置づけからのスタートを意味します。
本来なら今オフはプレミア残留に向けてチームの底上げを図る時期になるはずなのですが、チームを昇格に導いたブルース監督の辞任、プレーオフでも得点を挙げた主力選手であるセネガル代表MFディアメも移籍していまい、さらには補強も満足に進んでなく、早くも降格の筆頭候補に挙げられています。
しかしスノッドグラス、ハドルストーン、アベル・エルナンデスなど一発を持った選手も在籍しているのでホームKCスタジアムで迎える開幕戦ではありますがレスター攻撃陣のスペースを消しつつ彼らのような個性あふれる選手の一発が見られるか注目してみましょう。

この両チーム実は似た者同士?

昨シーズン“何が起きるかわからないのがプレミアリーグ”それを結果で示したレスター。
そんな彼らも昨年の開幕前はチームの主力選手が解雇され残留に導いた監督も辞任するなど明らかに降格候補として挙げられていた。
ハルシティにも開幕戦の結果次第では波に乗る要素は大いにあり、レスターが昨シーズンの勢いそのままゲームを制するのか、ハルシティが昨シーズンのレスターのようなサプライズを起こせるのか大注目の開幕戦となるでしょう。

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