“欧州への挑戦状” 次にJから海を渡る者たち Vol.2 中村航輔

海外移籍──。
自身の成長、もしくは欧州での活躍を目指し、多くのJリーガーが一度は夢みるもの。
海外で成功を収めた本田圭佑や香川真司に続く、Jリーガーをピックアップする新シリーズ。
第二弾は柏レイソルNo.23 中村航輔選手です!

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彗星の如く現れた新守護神 プライベートには“渋み”あり

昨年見事昇格を果たしたアビスパ福岡。その昇格の立役者の一人が何を隠そう中村航輔選手です。第24節の大宮戦からスタメンを奪取。中村選手がゴールマウスを守るようになってからは、残りの12試合無敗、そのうち9試合を無失点に抑える大活躍を果たし、昇格をもたらしました。リーグ戦としては、昨年まで存在したJ-22(J3に参加していたU-22選抜)でたったの3試合しか出場していなかった中村選手の活躍はとてもセンセーショナルで、日本中に衝撃を与えました。
また、休日の趣味は”将棋”。幼少期に祖父から教わったのをきっかけに、羽生義治名人の大ファンで、羽生さんの著書と将棋番組は欠かさずチェックするとのこと。プライベートでの”渋み”がプレーにも表れ、ピッチでみせる正確な判断に繋がっているのかもしれません。


by 日立台広報日記

今季から太陽神の絶対的門番に リオのゴールマウスも狙う

成長を遂げた福岡からリオを目指すかと思われた中村選手ですが、悩んだ末にレンタル元となる柏レイソルへ復帰を選択しました。今季の開幕戦では見事先発を勝ち取り、1stステージ第12節まで全てに先発出場。途中、監督交代もありましたが、得意の冷静な判断やビックセーブを披露し、6連勝に貢献するなど太陽神の門番として君臨しています。
幼い頃からお世話になっている柏レイソルのトップで活躍することは、本人としてすごくやりがいがあるでしょうね。

その中村選手の次なる目標はリオオリンピックです。アジア最終予選では櫛引政敏選手(鹿島アントラーズ)が大活躍を見せましたが、彼は今年から所属している鹿島で試合に絡めていません。一方で、中村選手は昨年からの好調をキープ。J1でも通用する実力を見せ続けている中村選手が、オリンピック直前にポジションを奪い取る可能性は十分にあると言えます!


by SOCCER PUSH UP!

日本人GK史上、最高峰を目指して

日本人GKの功労者といえば、多くの人が川口能活選手か川島永嗣選手を思い浮かべるでしょう。前者は国際Aマッチでの出場が日本代表歴代3位で、4大会連続でW杯にも選出されており、歴史上「日本最高峰のGK」の呼び声高い選手です。一方、後者は気迫あふれるプレーと抜群の安定感などを売りに、南アフリカW杯のベスト16にも貢献した「川口選手の後継者」とも評される存在です。その両者は実績と能力を武器に、海外でも挑戦をしましたが満足いく活躍が見せれず、欧州5大リーグ(仏、英、独、西、伊)へのステップアップも果たせませんでした。なかでも、川島選手は日本代表屈指の語学力の持ち主。その語学力をもってしても、海外の壁を越えることは、かなり困難を極めるようです。


川口能活選手by なまけものの号外

それほど厳しいGKの海外挑戦ですが、「中村選手なら期待に応えてくれるのでは」とつい考えてしまいます。日本人GKが辿り着かなかった5大リーグへの移籍、そして飛躍──。
まずはリオのピッチに立ち、世界へ強力なインパクトを残すことが必要になりますね。日本人史上最高のGKを目指す中村選手の今後に目が離せません。


by Jleague.jp

プロフィール

生年月日:1995年2月27日(21歳)
出身地:東京都北区
身長:184cm
体重:72kg
在籍チーム:柏レイソル
ポジション:GK
背番号:23
利き足:右足

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