多すぎ?サンフレッチェからレッズに行った選手まとめ
2015年シーズンが終了し、各チームが来期に向けた補強を行う、いわゆるストーブリーグが開幕しました。
その中でも浦和レッズの補強は他チームと比較して豪華です。
最近では、サンフレッチェ広島から選手を獲得する補強を数多く行っています。
そこでサンフレッチェ広島から浦和レッズへと移籍していった選手に関してまとめてみました。
サンフレッチェからレッズに移籍した選手
柏木陽介選手
by Web Sportiva
まずは柏木陽介選手です。
広島ユースからの生え抜き選手でサポーターからも愛されていましたが、2009年のオフに浦和へと移籍しました。
契約満了という形で移籍したためトレーニング育成費として浦和から広島に4800万円が支払われたと言われています。
槙野智章選手
続いては槙野智章選手です。2012年にドイツの1.FCケルンからレッズに出場機会を求めて期限付き移籍という形で加入しました。
移籍初年度は6得点し、ACL出場権獲得に貢献しました。
また、レッズ移籍後にはチームとサポーターの距離を縮めるため、レッズサポーターが勝利の凱歌として歌う「We are Diamonds」をホームゲームに限って、選手もサポーターと共に歌うなど、明るいキャラクターでチームを盛り上げています。
森脇良太選手
2013年には広島から森脇良太選手を獲得します。
移籍会見で「居心地は最高によかったのですが、自分を引き締める意味でも、新たに環境を変えて1からスタートさせた方がいいと、最後は決断しました」とコメントを残しています。
しかし、レッズ移籍後いまだにタイトルは獲得できていません。
来年は念願のタイトル獲得できるのでしょうか。
西川周作選手
さらに、翌年の2014年も広島から西川周作選手を引き抜きました。
レッズ加入初年度の2014年にはJリーグ記録を塗り替える7試合連続無失点記録を達成し、ゴールキーパーのJ1年間完封試合数の記録を16に更新するなど、
2013年シーズンまで不安定だったレッズの守備を立て直す原動力となりました。
惜しくもシーズン終盤の失速から優勝を逃すこととなりましたが、2012年から4年連続でベストイレブンを受賞するJリーグを代表するゴールキーパーです。
石原直樹選手
by カルチョまとめブログ
広島からの引き抜きはとどまるところを知らず、2015年には石原直樹選手を獲得しました。
2013年のJ1最終節の鹿島アントラーズ戦で決勝ゴールを含む2得点を叩き込み、広島のリーグ2連覇に貢献し、J1では自身初の2桁得点を達成していました。
レッズ移籍後の4月に右ひざ前十字じん帯を損傷してしまいましたが、約7か月後の天皇杯・4回戦の町田戦で途中出場しており来年の活躍に期待したい選手です。
ペトロヴィッチ監督
by Number Web
そして、レッズは広島の選手だけでなく監督も引き抜いています。
2012年、広島の監督だったペトロヴィッチ監督が就任しました。
就任後から積極的に広島の選手を獲得するようになりました。
サンフレッチェからレッズに移籍した選手に関する周りの反応
毎年、サンフレッチェから選手を引き抜いてチーム強化を行うことに対してのサポーターの評価はどのようになされているのか調べてみました。
毎年、広島から浦和へと選手が移籍してしまうこと、メンバー構成が元広島の選手の構成になってしまっていることから“サンフレッズ”と揶揄されることもあるようです。
また、浦和レッズのOBである福田正博さんは
「浦和レッズというクラブが何ものなのか、そのアイデンティティが見えにくくなっているからだ」
by Sportiva
とクラブの強化方針を批評的に見ています。
2015年のシーズンが終わり、各チームが来期に向けた補強を行っています。
この記事を書いている時点では湘南ベルマーレから遠藤航選手、京都サンガから駒井善成選手、ドイツのケルンから長澤和輝選手の獲得(2016シーズンはジェフユナイテッド市原・千葉へ期限付き移籍)がそれぞれ決定しています。
駒井善成選手 by Twitter@sangafc
長澤和輝選手 by Web Sportiva
現段階では広島から選手を獲得したというニュースは流れていませんが、今年も浦和レッズは広島から選手を引き抜くのでしょうか。
今後の補強に関する動きに注目ですね。