長らくガンバ大阪のホームスタジアムとして使用されて来た万博記念競技場ですが、今シーズンを最後にガンバ大阪のホームスタジアムは現在建設中の新スタジアムに移管されます。
ですから、ガンバ大阪のホームスタジアムとして万博記念競技場が利用されるのは残り僅か。万博記念競技場で食べ納めになるかもしれないスタジアムグルメをご紹介しておきましょう。
by フットボールジャンキー
1970年大阪万博を知らずして万博は語れない
万博記念競技場ネーミングの由来は1970年に開催された大阪万博がこの地で開催された事によります。万博の跡地が万博記念公園となり、その施設内に建設された競技場に万博記念の名前が付与されたのです。
今では知る人も少なくなりましたが、1969年の東京オリンピック、新幹線の開業、そして1970年の大阪万博は、戦後復興を遂げ高度経済成長を成し遂げた日本の象徴的な出来事だったんです。
万博閉幕後には各国のパビリオンは全て取り壊されて公園になり、ここで万博が開催された事が嘘の様ですが、岡本太郎さんの作品である太陽の塔に往時を偲ぶ事ができます。
この公園内に1972年に建設されたのが、現在ガンバ大阪がホームスタジアムとして使用している万博陸上競技場なんです。
by 十三のいま昔を歩こう
美味G横丁
Jリーグのホームスタジアムとしてもそう大きく無い万博記念競技場は、管理主体と場所柄もあってスタジアムには特別なグルメが長らく無かったのですが、今や様相は一遍。
ガンバ大阪の事業本部が思案の末に、管轄権の無いスタジアムではなく、ゲーム開催日に限りスタジアムの外側に一大グルメ街を開始したのです。
それが「美味G横丁(おいじいよこちょう)」。モノレールの駅から競技場までの約100mに様々なグルメ店が軒を連ね、万博記念競技場がまるで縁日会場の様に賑わっています。
美味G横丁の代表的グルメ
100mに及ぶ美味G横丁ですから、全てのグルメを網羅することができません。代表的なグルメをご紹介します。
たこ家道頓堀くくる
大阪と言えばやっぱりたこ焼きははずせません。道頓堀の名店「たこ家道頓堀くくる」さんのたこ焼き。これぞ大阪の味!
by RETRIP
焼肉でん
ガンバ大阪のスポンサーでもある「焼肉でん」さんの焼肉弁当。美味G横丁でしか販売していない特別弁当です。
by Twitter@den_gamba
道頓堀今井
こちらも大阪名物、「道頓堀今井」さんのきつねうどん。二時間炊き上げた肉厚のきつね揚げと秘伝のだし汁のきつねうどんは絶品です。
by GAMBA OSAKA
クンテープ
ちょっとエスニックに、道頓堀のタイ料理店「クンテープ」さんのバーベキューチキン。タイハーブにじっくり漬け込んだ人気メニューです。
by GAMBA OSAKA
パブロ
変り種としては、チーズタルトで有名な「パブロ」さんのガンバボーイ焼き入り限定チーズタルト。ガンバ大阪戦限定商品ですから美味G横丁でしか買えません。
by パブロ
万博記念競技場にこんなグルメ横丁があったなんて、足を運んでみたくなりませんか。とにかくガンバ大阪のホームスタジアムとしての万博記念競技場は残り数試合を残すのみ。行くなら今です!
SOURCE : GAMBA OSAKA | 日本経済新聞