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「キャリアは半年じゃない」 OBがチェルシーに喝!

Footmedia

2020/10/05 08:00

2020/10/04 18:22

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NEWS

夏に大型補強を敢行しながらも苦しんでいるチェルシーについて、OBが厳しい“喝”を飛ばしている。

チェルシーは2億ポンド(約300億円)を超える大型補強を行いながら、プレミアリーグでは開幕3試合でわずかに1勝。カラバオカップ(リーグカップ)でも、9月29日に行われた4回戦でトッテナムの前にPK戦の末に屈した。

これを受けて、1990年代に同クラブで活躍した元フランス代表DFフランク・ルブーフ(52歳)が、スポーツ放送局『ESPN』の番組に出演して古巣の不甲斐ないパフォーマンスを糾弾した。

「試合前半はトッテナムを押し込んでゴールも決めた。ランパード監督とチームを評価したい」とトッテナム戦での前半の出来こそ評価したルブーフだが、「後半の内容に関しては否定的にならざるを得ない。昨シーズンからそうだが、今でも90分を通して戦うことができないなんて悲しく思う。」

トッテナム戦の失点シーンについても言及した。「サイドチェンジされたがDFアスピリクエタの戻りが遅く、クロスを入れられた。これをDFトモリが触れず、DFズマはトモリが触ると思ったから反応せず、ファーサイドでフリーになっていたラメラに決められてしまった。」

「チェルシーは昨シーズンも守備のミスを連発していた。互いに声を掛け合わず、お互いをサポートしないからだ。改善しないといけない。」

さらにルブーフはMFメイソン・マウントを名指しで非難した。「これは守備陣だけの問題ではない。MFも戻ってこないといけない。今日のマウントは90分を通じて酷かった。彼は才能があるが、目を覚ます必要がある。選手のキャリアというのは半年や1年のパフォーマンスで決まるわけじゃない。もっともっと頑張らないといけない。」

ルブーフは引退後に俳優としても活躍しており、2015年にアカデミー賞5部門にノミネートされた『博士と彼女のセオリー』でスイス人医師の役を演じた。だから今回の“厳しいお言葉”も、古巣のためを思って少し演じているのかもしれない……。

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