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ファン・デ・ベーク、“彼女の父親”の宿敵となった元農家!?

Footmedia

2020/09/09 11:45

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今夏、マンチェスター・ユナイテッドに加入したオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークは、将来の義父を敵に回すかもしれない。

農業が盛んなオランダ中部のネイケルクで生まれ育ったファン・デ・ベーク。農家である父の影響を受けたのだろう、彼にはサッカー選手以外の夢もあったという。英紙『The Times』によると、幼稚園の先生に将来の夢を聞かれた5歳のファン・デ・ベークは「養鶏家かサッカー選手」と答えたそうだ。

しかし、地元クラブに入団して以降はサッカー漬けとなった。そして11歳で名門アヤックスに入ると、同クラブでコーチを務めていたデニス・ベルカンプの目に留まったという。それから順調にステップアップを遂げ、今では欧州有数のミッドフィルダーにまで成長し、ユナイテッドに引き抜かれたのだ。

そんなファン・デ・ベークはいずれ、恩師ベルカンプを「お義父さん」と呼ぶことになるだろう。というのもファン・デ・ベークは、昨年からベルカンプの愛娘、エステルさんとお付き合いしているのだという。そう考えると、ユナイテッド入りは禁断の移籍だったかもしれない。

将来的に義父となるベルカンプは、1995年から2006年までアーセナルで活躍した同クラブの英雄なのだ。2008年にアーセナルが行ったファン投票では、クラブ歴代2位の選手に選ばれたほど。そしてベルカンプが在籍していた頃のアーセナルは、優勝争いの最大のライバルであるユナイテッドと犬猿の仲だったのだ。

エステルさんもアーセナルで活躍する父を見ながらロンドンで育ったはずだが、完全に“今カレ”を優先している。彼氏の移籍が発表されると、二人で映った写真をインスタグラムに投稿し、こう書き込んだのだ。「最愛なるあなた、本当に誇らしいわ。これまで成し遂げてきたこと、そして今後成し遂げる全てのこと。私はずっとあなたの隣でサポートし続けるわ。イングランドに戻るのが待ち遠しい!」

エステルさんの心は決まったようだ。あとはベルカンプがどっちを選ぶかだ。古巣への愛か、娘の彼氏のクラブか。アーセナルの英雄は苦渋の決断を迫られそうだ!

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