2018年夏にウナイ・エメリの後任としてパリサンジェルマン(PSG)の監督に就任したトーマス・トゥヘルは来シーズンもパリのベンチに座り続けることをレオナルドSD(スポーツディレクター)が正式に認めた。
『ル・ジュルナル・デュ・ディマンシュ』のレオナルドへのインタビューを『RMCスポール』が報じている。
「トゥヘル監督と話をした。すべてはクリアになっている。誰とも何もない」とレオナルドSDは語り、他の監督にはコンタクトを取っていないことを明らかにした。トゥヘル監督は2019年に契約を2021年まで延長している。
🔵🔴 Leonardo confirme Thomas Tuchel à son poste d'entraîneur du PSG pour la saison prochainehttps://t.co/SgNkxb6aS7
— RMC Sport (@RMCsport) June 13, 2020
今シーズン、トゥヘル監督はすでに打ち切りとなったリーグ・アンで優勝、フランスカップとリーグカップの2つの国内カップでもファイナルに進んでいる。さらには、チャンピオンズリーグでは、ラウンド16で古巣のドルトムントを破り、4シーズンぶりにチームをベスト8に導き、4冠の可能性を残している。
昨年の11月にはバイエルンが興味を持っているとドイツメディアが報じた際、トゥヘル監督は、「バイエルンには興味がない。私はパリサンジェルマンの監督だからだ。他のクラブのことは1分たりとも考えることはない」とすぐに報道を否定した。それから7カ月後、今度はレオナルドSDが噂を否定する番となり、トゥヘル監督の将来を明確に示した。