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“筋力増”、進化を止めないシティのストライカー

Footmedia

2020/06/11 11:45

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マンチェスター・シティのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス(23歳)が、パーソナルトレーナーと共に生活習慣を改善したと英国メディア『Sky Sports』のインタビューで明かした。

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Another day at the office 🙌🏽💪🏽

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ジェズスは、リオ五輪で母国を金メダルに導いたあと、2017年1月にパルメイラスからシティに鳴り物入り。絶対的エースのセルヒオ・アグエロと定位置争いを繰り広げながら、今季はリーグ戦23試合10ゴールの数字を残している。

加入してすぐにシティに馴染んだように思えたジェズスだが、当時は違和感を抱えていたという。「古巣のパルメイラス時代は、今とは違う生活を送っていた。シティに来て、最初の1年で何かおかしいと感じたのさ。」

ペップ・グアルディオラ監督にコーラを飲まないように注意されるなど、日常生活に問題があったという。「ピザやパンが大好きだった。ハンバーガーもね」と語るジェズス。しかし、あるパーソナルトレーナーとの出会いをきっかけに、生活を見直し始めた。

ジェズスは2018年春、ブラジルでフィットネス業を展開するアンドレ・クーニャさんと出会い、生活習慣の改善に着手した。「クラブの了承を得て、普段の生活を見直すことにした。そしてアンドレを見つけたのさ。彼は何でも知っている一流のトレーナーなんだ。」

「間違いなく食生活が改善された。今ではちゃんと考えて、体に悪い物は食べないようにしている。僕はピッチ内外で成長したいからね。」

ジェズスが全幅の信頼を寄せるクーニャさんは、クラブとの連携を大事にしている。「シティとは常に協力し合っている」とクーニャさんは語る。「毎週のように生活プランをクラブに提出し、変更が必要か確認している。何かあれば、私がプランを改める。シティのスタッフはプロの鑑だ。私も色々と学ばせて貰っている。クラブと協力して、アスリートにとって最善の環境をガブリエウに提供しているんだ。」

クーニャさんは、コンディション面だけでなく日常生活もサポートしており、毎日のようにジェズスの家に顔を出すという。そして「柔軟性、敏捷性、安定性」を鍛えるためにヨガの呼吸法も取り入れるようになった。コロナ禍の自粛生活中には、シーズン中にはできないような「筋力増加」も行ったそうだ。「クラブでの生活は三分の一に過ぎない。残りの三分の二も大切なんだ」とクーニャさんは説明している。

プレミアリーグ再開後は、さらに進化を遂げたガブリエウ・ジェズスに注目だ。

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