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J3観戦レポート 〜試合の流れを取り戻した相模原10番の“動き”〜

アリゴ・ヨッチ

2016/08/03 22:30

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NEWS

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7月31日、明治安田生命J3リーグ第19節のSC相模原vs福島ユナイテッドFCの一戦を観戦しました。
会場は相模原ギオンスタジアム。相模原のサポーターである「サガミスタ」が12番のグリーンのユニフォームを身にまとい、スタジアムグルメやファンイベントで賑わう光景が目にとまりました。
立地はあまり良くないのが現状ですが、相模原駅北口にある米軍基地の跡地に新スタジアムを建設する計画があるようです。
実現にはまだまだ遠いとは思いますが大いに期待したいと思います。

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バイタルエリアで躍動した相模原10番飯田涼

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午前中に降っていたゲリラ豪雨がうそのように晴れ始め、試合は15時にキックオフ。
立ち上がりは相模原が主導権を握ったものの、30分を過ぎると福島がペースを握りました。
CK、ミドルシュートから相模原ゴールを脅かすも、元日本代表の相模原GK川口選手に阻まれ、得点にはなりません。
押し込まれた相模原は右サイドの10番飯田選手がバイタルエリアでボールを受け始め、守備から攻撃へ繋ぐ起点になったことによって徐々に主導権を取り戻し始めました。
この飯田選手のポジションにとらわれない“動き”によってボールを引き出したことにより相模原にゴールが生まれます。
44分、左サイドでボールを受けた相模原の36番深井選手がDFを2人、3人とかわしシュート!ボールは美しい弧を描きゴール右に吸い込まれました。
ギオンスタジアムは歓喜に包まれ、多くのサポーターがグリーンのタオルを振り回して喜びを爆発させました。

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決勝ゴールとなった深井正樹の一点で、走りきった相模原が勝利

前半終了間際の良い時間帯に得点を奪った相模原は、後半も試合を優位に進めます。
FWの17番シンバ選手が起点を作って2列目の選手が追い越し、厚みのある攻撃で何度も相手ゴールを脅かします。
終盤の福島のパワープレーを耐えしのぎ、試合終了。1−0で相模原が勝利しました。
攻守において走りきった相模原は試合終了後、ピッチに倒れ込む選手も見られました。

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ピッチを縦横無尽に駆け回り、勝利を呼び込んだ飯田涼

06_飯田涼
by S.C.SAGAMIHARA

勝利の立役者は決勝ゴールの深井選手ですが影の立役者は飯田選手でした。
ポジションにとらわれることなく多くのポジションで顔を出し、ボールを受けることによってチームは攻めに移行することができ、良い流れをもたらします。
そこから深井選手のゴールが生まれ、その後もドリブルやパスでチャンスを演出しました。
出身は横浜Fマリノスのジュニアユースで、解説者兼成立学園高校サッカー部の総監督である宮内聡氏からの誘いを受けて成立学園へと進学。
卒業後、ファジアーノ岡山に入団し、2015年はレンタル、2016年から完全移籍でSC相模原の一員となりました。
まだ、22歳と若い選手であるため、将来を期待したいと思います。

J3リーグのポテンシャル

この試合では飯田選手の活躍が目立ちました。
ですが、横浜Fマリノスのジュニアユース時代にはセカンドチームでした。
強くて速い選手に埋もれたところを宮内氏が才能を見いだしたそうです。
飯田選手の他にも、かつて鹿島で活躍した決勝ゴールの深井選手、元日本代表の川口選手などJ1や代表などで活躍したベテランもいます。
ベテラン選手に刺激を受け、若くて良い選手が“Jリーグ”という舞台で成長するというJ3リーグのポテンシャルを感じました。

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