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[日本0−1ポーランド]明暗を分けたフェアプレーポイントと勝負師、西野監督の決断

岩崎 充

2018/06/29 09:46

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現在勝ち点4の日本代表はここまで2連敗のポーランドと対戦。
この試合、西野監督は前節から6人を入れ替える大胆な采配を断行した。

日本のフォーメーションは事前に報道された通り4−4−2、酒井高徳を右サイドハーフに配置する奇策で臨んだ。

前半 GK川島がピンチを防ぐ

開始1分、日本がいきなりロングボールから武藤が裏へ抜け出しチャンスを作る形で試合が始まる。

引き分け以上でグループステージ突破が決まる日本はゆっくりボールを回す展開。しかしこの2戦、中盤で潤滑油として機能していた香川の不在が響き日本はボールがうまく繋がらない。

それでも11分、ポーランドが自陣でパスミスをするとボールを拾った武藤がサイドへ流れ長友へ。長友のクロスに岡崎がダイビングヘッドを放つもシュートは枠の外。
その1分後にも柴崎のロングボールを起点に武藤がミドルシュートを放つなど、日本が良い流れを作る。

対するポーランドは19分、右サイドから鋭いアーリークロスで日本ゴールに迫ると、獲得したCKからDFグリクがヘッド。しかしシュートは力なくGK川島がキャッチ。

31分にはまたも右サイドからのクロス、グロシツキのヘディングシュートに対して川島がラインぎりぎりでシュートを止めピンチを防ぐ。

その後日本は、酒井宏樹の攻撃参加や宇佐美の右足のクロスなど両サイドから攻めるも決定機なく前半が終了。

後半 会場に鳴り響くブーイング

後半開始早々、岡崎が負傷で交代するアクシデント発生。代わりに大迫が投入される。

7分、大迫から宇佐美へボールが渡るとカットインから右足でシュート。ポーランドDFが防ぐとカウンター発動、日本の左サイドから崩され危険なグラウンダーのパスを中央に送られるが精度が甘く川島がキャッチ。

14分、前半から左右のバイタルで積極的なプレーを見せていたMFクルザワがファールでFKを獲得。
得意の左足から放たれたボールにDFベドナレクが右足で合わせてポーランドが先制する。

このままでは予選敗退となる日本は19分、宇佐美に変えて乾をピッチへ。しかし失点で浮き足立つ日本は中盤でボールを奪えず、ポーランドのペースで試合が進む。

その後、乾の左サイドから攻める日本に対してポーランドはカウンターで応戦。
28分、日本の左サイドからカウンターを浴びると最後は走り込んだレヴァンドフスキに合わせられるがシュートは枠の外。
35分にはまたも日本の左サイドからグラウンダーのクロス。戻りながら足を出した槙野に当たったボールに対して川島が弾きオウンゴールは免れる。

この時点でHグループのもう1試合、コロンビア対セネガルはコロンビアがゴールを決めて1−0。
このままいけば0−1で負けても予選突破となる日本は36分、日本は3枚目のカードとして長谷部を投入。武藤をベンチに下げる。

試合はまだ10分以上ある状態だが、日本は後方でボールを回し時間を稼ぐ作戦に。

観客からのブーイングも物ともせず日本はこの試合を0−1で終了するとその数分後、コロンビアVSセネガルもそのまま1−0で試合が終了。

6人の大幅な入れ替えと、終盤他会場の結果に委ねるという危険な橋を渡った西野ジャパン。

海外メディアからは特に終盤のプレーに批判の声も上がっており、自力ではなく他力本願という決断は個人的には疑問。
しかし結果的にグループステージ突破を果たし、主力の温存にも成功させた事には変わらない。

史上初のベスト8進出へ、勝負師西野監督の次なる采配に期待したい。

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