かつては“ネクストランパード”と称され、今では忘れさられたスター選手とも言われている元オランダ代表MFマルコ ファン・ヒンケル(27歳)が、チェルシーと契約を延長するかもしれない。
ファン・ヒンケルは2013年、800万ポンドの移籍金で、オランダ1部フィテッセからチェルシーに加入。しかし以来、トップチームでの出場はわずか4試合に留まっている。
Forgotten Chelsea star Marco van Ginkel in talks over surprise new contracthttps://t.co/xX4sLUCWvf pic.twitter.com/PMvrMttD8y
— Mirror Football (@MirrorFootball) June 15, 2020
ファン・ヒンケルは、過去2シーズン怪我に悩まされており、今夏でチェルシーと契約満了することとなっていた。
しかしファン・ヒンケルはオランダメディアの『AD』に対し「私のエージェントであるカレル ヤンセンが、チェルシーとの新契約について話し合いをしている」と話し、チェルシーとの契約延長を示唆した。
「クラブが自信をもってこの動き(契約延長)を示してくれて、非常にうれしいよ」と語っている。
ファン・ヒンケルは、加入した翌年はミランへ、その後はストークシティへ半年間のレンタル移籍をした。
そして2016年冬から2018年まで母国オランダのPSVでプレーし、18年7月にチェルシーへレンタルバックしていた。
ファン・ヒンケルはPSVで公式戦通算64試合に出場し、31ゴールを記録。
また17/18シーズンにはPSVでキャプテンを務め、エールディヴィジ優勝に大きく貢献した。しかしシーズン終了後の夏から、手術を要するレベルの膝の負傷を負ってしまう。
以降、ピッチから遠ざかっているファン・ヒンケルだが、チェルシーがチャンスを与えることを決めたという。
ファン・ヒンケルは、チェルシーとの契約延長を期待しながら「クラブがこれだけ長く負傷している選手を維持しようとするということは、かなりのものだ。もし契約が延長が決まれば、チェルシーのU23チームから復帰したい」とコメントしている。