世界最高年俸となったテベスや、リケルメ、パレルモとも親友
マンチェスターの赤と水色の流れを変えた移籍、デルピエロの10番継承、世界最高年俸など話題に事欠かない憎めない男=テベス。亘氏との出会いがなければ今の彼はない?by UEFA
亘さんにより元気付けられた世界的名選手もいます。先日、中国の上海申花への移籍が決定し、サッカー選手の世界最高年俸となる約46億円の契約を結んだ元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス選手もその1人です。
ボカの5軍でプレーする若手の1人だったテべス選手と出会った亘さん。当時のテベス選手は田舎訛りの発音で母国語であるスペイン語もまともに話せずにチームメートに虐められていましたが、誰とでも仲良くしていた亘さんと出会った事でテベス選手はチームの輪に入り、ボカの枠をも軽々と越え、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティでもエース格として活躍。イタリアのユヴェントスでは「至宝」アレッサンドロ・デル・ピエロ選手が退団後は欠番だった10番を着て、リーグ連覇も達成するワールドクラスのFWに成長を遂げました。
レギュラー出演もしていたCS放送の人気サッカー番組『Foot!』(J-SPORTS)では、そんな親友・テベス選手の小ネタを話す亘さん。「イングランドでプレーしている時も未だにアルゼンチンで購入した携帯を使っていて、電話すると1回アルゼンチンに電波が跳ね返って来るトンデモな通話料金が発生していた」らしく、「自分の携帯の番号すら表示させらない、覚えてない」らしいです。
このたび中国への移籍を決めたテべス選手は、すでに中国で指導者として活躍していた亘さんに相談もしていたのかもしれません。
他にもボカのレジェンドである元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメ元選手や、同代表FWマルティン・パレルモ元選手とも親友で、先日自ら会長を務めるエストゥディエンテスで2度目の現役復帰が発表された同代表MFファン・セバスチャン・ベロン選手とは、ベロン選手の父・ラモン氏から指導を受けていたため、親子共に深い付き合いだとか。ペルー代表がキリンカップで来日したら、元チームメートが「夢が叶うんだ」とサイドビジネスのファミリーコンピューターの爆買いに付き合ったり・・・etc…。
亘さん、絶対に自分のスマホを落としてはいけませんよ!全世界に多大なる迷惑がかかってしまいます。いやいや、それとも、「通話歴にテベス?リケルメ?この持ち主、頭おかしいのかな?」と思われるのでしょうか?
すでに世界で培ったノウハウをピッチ内外で発揮中!
アメリカや中国でのプレー経験もあるFW木龍。新チームの軸となる選手だ。by フットカルチョ
そんな亘さんは新天地となる地元・岡山の湯郷Belleで早くもその能力を発揮しています。
まず、日テレベレーザのコーチ時代に指導した元日本代表FW木龍七瀬選手の獲得に成功しました。実は2015年にも1度は現役を引退しながらも亘さんの誘いにより、広州女足で現役復帰していた木龍選手。
セカンドトップやウイングを務める左利きのテクニシャンで、繊細なボールタッチによるドリブル突破からチャンスメイクも自らフィニッシュ役を担う事もできる彼女は、”宮間ロス”を軽減する新たな大黒柱となるでしょう。
また、2012年のU20W杯で主将を務め、日本史上最高位の3位に貢献したMF藤田のぞみ選手の加入も決定。藤田選手はオーバートレーニング症候群を発症し、2015年シーズン限りで現役を引退。2016年は地元・島根の松江シティRagazzaで復帰していましたが、このたび、女子サッカー界の第1線に復帰する事になりました。
上記のようにGMとしてはすでに能力を活かし始めた亘さん。では指導者としてはどうなのか?
実はリオ五輪最終予選で日本の前に立ちはだかった中国代表のボランチは亘さんが育てた選手で、他にも複数の選手を中国代表に送り込んでいます。余計な仕事を・・・(「特別ボーナスの支給があったけど断った」とも)
絶望の淵にいた岡山湯郷Belle。今もそうなのかもしれませんが、選手もフロントも一新して新シーズンから新たなチームに生まれ変わります。
そして、シーズンオフとなった世界的名選手の親友を湯郷温泉で癒してあげれば、信じられないほどビッグな「期間限定特別コーチ」が誕生するかもしれません!サッカーファンの皆様はその辺りもチャックしましょう!
ピッチ内外で今まで世界で培ってきた(はず?)ノウハウを発揮し始めた亘新監督兼GMが底なしの明るさで照らし始めた岡山湯郷Belle。夜明けはもうすぐです!
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