強靭な肉体を支える『試合後の1時間』
この栄光の日々を支えるのも、『試合後の1時間』にある。by The Guardian Nigeria
スペイン最大手紙『アス』によると、ロナウド選手は試合が終わると会場内でフルーツや炭水化物類を摂取できる食事をとり、試合中に大量に流した汗によって奪われたグリコーゲンの回復に努めています。
また、試合がレアル・マドリーの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウで行われた場合は、『試合後の1時間』はよりストイックなものになります。
ホームでの試合後は自宅に直行するロナウド選手。そして、38度から44度の熱湯風呂に5分、水温3度の水風呂に3分とを交互に繰り返して合計30分入浴。これにより血流を良くさせ、疲労の原型である乳酸を取り除くのです。
さらにその後、20分間は自宅にあるプールでスイミングをしてクールダウン。ロナウド選手は夜中に水泳をしながら、試合で昂った気持ちを落ち着かせ、冷静にその日の試合を思い返しているようです。毎日の睡眠も最低8時間はとっており、身体のケアは絶対に怠りません。
他にもベルナベウの近くにある冷凍サウナを気に入り、自宅に購入。マイナス197度の冷凍サウナに3分間入って筋肉の疲労を取り除くなど、それらを全て「トレーニング」と呼ぶロナウド選手。
これらを全て自宅で行えるというのが驚きですが、年収270億円のロナウド選手は、自分の身体に投資をして能力を開発しているという事なのでしょう。我々一般人が資格取得のために自宅で勉強したり、講座を受講したり、ジム通いをするような意味合いなのかもしれません。
レアルでもポルトガル代表としても最高の1年を締め括るクラブW杯決勝
今年はポルトガル代表としても欧州を制したロナウド。2年ぶり4度目のバロンドールも当然の結果。by ABC News
レアル・マドリーでのチャンピオンズリーグ制覇もバロンドールも共に2年ぶりですが、今年はポルトガル代表としても欧州を制覇したロナウド選手。そのEUROを制したポルトガル代表では3トップの左ウイングではなく、2トップの1角を担いました。
実はレアル・マドリー加入1年目もチリ人のマヌエル・ペジェグリーニ監督(現・河北華夏幸福/中国)の下で、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(現・ユヴェントス/イタリア)選手と<4-4-2>の2トップを組んでいたロナウド選手。その進化はまだまだ止まりません。
レアル・マドリーとしてもポルトガル代表としても大成功の年だったロナウド選手が、2016年を締め括る試合となるクラブ世界王座決定戦=クラブW杯決勝の鹿島アントラーズVSレアル・マドリーは本日19時30分、横浜国際総合競技場でキックオフです。
会場へ行けない方々も、日テレ系生中継でクラブ世界王者決定戦を楽しみましょう!
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