ガンバ大阪が獲得濃厚のファン・ウィジョ選手はどんなプレイヤー?
2016年はJリーグ年間順位4位となり、2017年は王座奪還を狙うガンバ大阪。巻き返しに向けて新たな戦力の獲得は必須と言えるでしょう。
そんな中、新戦力として獲得の噂があるのが韓国代表ファン・ウィジョ選手です。
今回はこのファン・ウィジョ選手の経歴やプレーなどを掘り下げてみました。
ファン・ウィジョ選手はどんな選手?
by 스포츠동아
ファン・ウィジョ選手は韓国代表であり、現在韓国Kリーグクラシック(1部)城南FC所属のFW。
1992年生まれで日本で言えば宇佐美貴史選手や柴崎岳選手、武藤嘉紀選手といったプラチナ世代と呼ばれる世代と同い年となります。
各年代の韓国代表に選ばれるなど幼少期から韓国サッカーのトップクラスを経験しており、2015年にA代表デビューを飾っています。
2013年に城南FCでプロデビューし、レギュラーを獲得した2015年には自身のキャリアハイとなるリーグ戦34試合出場15ゴールという活躍を見せました。
2016年シーズンはチームが11位でクラブ史上初となるKリーグチャレンジ(2部)落ちとなるなど低迷するなか、ファン・ウィジョ選手は9得点を記録するなど奮闘しました。
得意なプレーは?
Kリーグを代表するストライカーである、ファン・ウィジョ選手は多少距離があってもゴールを狙うメンタリティに魅力があります。
また、左右両足で遜色なく強いシュートが打て、特にペナルティーエリアのサイドからインフロントキックでカーブを描いて決めるゴールは必見です。
強力なシュートを持っているため相手DFもシュートに対する警戒心が強く、その警戒心を活かしたように大きなシュートモーションからの深い切り返しで相手DFを交わしてからのシュートも得意としています。
184cmと高い身長を誇り、セットプレーからのヘディングゴールはもちろん、泥臭く押し込むゴール、そして長いストライドによるスプリント能力も高く、裏に抜け出して強烈なシュートを放つプレーもあります。
かつてのイ・グノ選手のようになるのかに注目!
by J.LEAGUE.jp
ストライカーとして全体的に高いレベルを誇るファン・ウィジョ選手。実はガンバ大阪とは2015年のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)のグループステージで対戦しており、2戦ともゴールを決めるなどガンバ大阪にとっては苦い記憶を持つ選手でもあるのです。
かつてガンバ大阪に所属した韓国代表ストライカーでは、2010年7月から2011年まで所属したイ・グノ選手(現Kリーグ・江原FC)がいます。
ファン・ウィジョ選手の獲得が決定となるならば、イ・グノ選手が2011年にチーム得点王(15ゴール)となったような活躍を見せることができるのかに注目が集まりますね!