まだまだいる!東京オリンピック世代の逸材達!〜海外組編〜

先日、この世代で初のアジア王者に輝いた東京オリンピック世代となるU-19日本代表。
12月に行われるアルゼンチン遠征への招集メンバーに大注目の中学生、久保建英選手が飛び級で選ばれたことでも大きく話題となっています。

そんな大注目の東京オリンピック世代には早くも『海外組』が多くいるのをご存知ですか?
今後、招集されるかもしれないU-19世代の海外組注目選手をご紹介します!

プレミアデビューも近い?!サイ・ゴダード選手

東京オリンピック世代の海外組としてまず取り上げておかなければいけない選手が、イングランド・プレミアリーグのトットナム・ホットスパーのU-21に所属している日英ハーフのサイ・ゴダード選手です。


by ZIMBIO

10才の頃から日本代表でプレーするのが夢

サイ・ゴダード選手は昨年プレミアリーグで2位の強豪トッテナム・ホットスパーのU-21で10番を背負うなど、期待の若手として現地でも注目を高めています。

そんなサイ・ゴダード選手は「10才の時、プレーをしたいと思った」とインタビューで語り、U-17やU-18の世代別日本代表にも招集経験があり、将来は日本代表としてのプレーを希望しています。

また、本人のツイッターでは東京や福岡に来ている様子や、日本関連のツイートをリツイートするなど日本の情報を気にかけている様子も伺えます。

得意なポジションやプレースタイルは?


by Twitter@GoddardCy

気になるサイ・ゴダード選手の得意とするポジションは主に攻撃的MFのポジションです。

憧れの選手にダビド・シルバ選手を挙げており、そのプレースタイルは足元でのボールを扱うテクニックが高く、パス出しでのチャンスメイクやサイド攻撃ではペナルティーエリアにがんがん入り込んでゴールを狙います。日本代表では香川真司選手に近いプレースタイルです。

サイ・ゴダード選手の強烈なボレーゴール

Some great goals from the first team in March, but what about this from U21 midfielder @GoddardCy? #SpursGOTMhttps://t.co/ko0fSnKwPa

— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) 2016年3月30日

プロフィール

・サイ・ゴダード選手
・イギリス・ロンドン出身
・トッテナム・ホットスパーU-21所属
・1997年4月2日生まれ
・MF

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名門ユースを渡り歩いた伊藤遼哉選手


by Twitter@itoryoya

2人目に取り上げるのは現在、ドイツ・ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフU-19に所属をしている伊藤遼哉選手です。

父親の仕事の関係で7才の時に日本からオーストラリアへと渡り、12歳でスイスへと移住した伊藤選手。

スイスではFCチューリヒとグラスホッパー・チューリヒでプレーし、2012年よりドイツのバイエルン・ミュンヘン、さらに2014年よりFCシャルケ04とスイスとドイツの名門クラブのユースチームに所属し、レギュラー格として活躍をしてきました。

この間にも、各世代別の日本代表にも選ばれ、主にヨーロッパ遠征の大会などに出場をしています。

2016年よりブンデスリーガ2部ながら人気チームのフォルトゥナ・デュッセルドルフのU-19に移籍し、トップ昇格を目指しています。

気になるプレースタイルは?

伊藤選手の得意なポジションは攻撃的MFで場合によってはFWにも入るなど攻撃を得意としています。

気になるプレースタイルですが、数少ないゴールシーンの動画などからはペナルティエリア手前のバイタルエリアから強烈なミドルシュートを決めるなど、ゴールをプレーの第一の選択肢に置く傾向が強いように感じられます。

幼少期から海外で育ったことで得た海外仕様の強いメンタリティと180cm、70kgというフィジカルも魅力のひとつですね。


by Twitter@@itoryoya

プロフィール

・伊藤遼哉選手
・東京都出身
・フォルトゥナ・デュッセルドルフU-19所属
・1998年5月2日生まれ
・180cm/70kg
・MF

今回は東京オリンピック世代の海外組の中でも特に気になる経歴を持った2選手をご紹介しました。

今回はご紹介できませんでしたが、この世代の海外組の注目選手はまだまだいます!これまでの世代別日本代表とはまた違ったカラーを持ち始めた東京オリンピック世代は要注目です!

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