11月13日からパプアニューギニアで開催される第8回のFIFA-U20女子ワールドカップ。「ヤングなでしこ」こと、20歳以下の女子日本代表は現実的に世界制覇を狙います!
現在のヤングなでしこのメンバーは、2013年にAFC-U16選手権を制してアジア女王に輝き、翌年のFIFA-U17W杯で初優勝。世界制覇をリアルに実現した「黄金世代」です。
2014年のU17W杯で優勝し、大会MVPに選出されたMF杉田妃和。U20W杯でも現実的に世代制覇を狙う!by 2018年ロシアワールドカップ.net
2014年にU17W杯優勝~23得点1失点、12人の得点者を生み出した世界女王
U17W杯で優勝に導いた高倉監督。12人もの得点者が生まれる魅力的なサッカーを披露した。by サカ速
世界女王となった2年前のU17W杯でも大会全6試合を全勝したこの世代は、6試合で23得点を奪い、1失点に抑えて完全優勝。さらに12人もの得点者を生むという正真正銘の「誰が出場しても圧倒的な強さ」を示していました。
昨年には今回のU20W杯へと続くAFC-U19選手権も制し、3年連続での国際大会制覇を実現。そのAFC-19選手権で4得点を挙げて大会MVPにも選出されたFW小林里歌子選手(日テレ・ベレーザ)が今回のU20W杯メンバーに選出されていない事が、その層の厚さを物語っています。
そして、この現在のU20代表チームをU16代表時代から継続して率いて来たのは、フル代表の「なでしこジャパン」の指揮官にも就任した高倉麻子監督。
高倉監督の持論である、「誰かに頼ったチームは作らない。でも、選手達には『自分がいなければチームは成り立たない』と言える武器を磨いてほしい」という一見矛盾しているかのようなサッカー観を体現できる選手を揃えています。
今大会後には現在のなでしこジャパンのメンバー以上に高倉監督のサッカーを知る彼女達が、大量にフル代表に昇格してくる事も考えられます。
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