好調！セレッソ大阪FW杉本健勇のこれまでの歩み
ユース時代から各年代の代表に選出され、2012年のロンドンオリンピックでは当時19歳で大会メンバーに選ばれたJ2セレッソ大阪所属の杉本健勇選手。
J2リーグ第36節を終え、現在チーム得点王となる12ゴールをあげ、自身初の2桁得点を記録している絶好調の杉本健勇選手を紹介します。
杉本健勇選手のプロフィール
杉本健勇（スギモト ケンユウ）
所属：セレッソ大阪
ポジション：FW
身長：187 cm
体重：79 kg
生年月日：1992年11月18日
代表歴：U-19日本代表、U-22日本代表、U-23日本代表（ロンドンオリンピック代表）
J2セレッソ大阪の下部組織（U-15、U-18)出身の杉本選手は、高校3年生だった2010年6月にトップチームに昇格し、2012年J2東京ヴェルディへ約3ヶ月の期限付き移籍、2015年J1川崎フロンターレへの完全移籍を経て、2016年に再びセレッソ大阪に復帰しています。
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ハリルホジッチ監督も期待を寄せる長身FW
187cmの長身で空中戦を得意とする一方、50mを6秒フラットで走る俊足と柔らかいボールタッチにも定評がある杉本選手。
2015年には日本代表の合宿メンバーに選出されています。合宿後の代表選出発表では惜しくも名前があがらなかった杉本選手ですが、日本代表のハリルホジッチ監督は「杉本はかなりの能力がある。フィジカルもあって空中戦にも強い。テクニックのクオリティも高く、効果的なプレーができる」と評価しています。
ユース年代から常に将来を期待され続けた杉本健勇選手は、今シーズン右足6得点、左足・ヘディングで各3得点の計12ゴールをマークしており、どんな形でもゴールを決められる選手へと成長を遂げています。まさに”覚醒”した杉本選手の日本代表選出を待ち望む声も上がっています。
J2第21節 ロアッソ熊本戦で見せた豪快なミドルシュート。
J2第32節 ギラヴァンツ北九州戦でのゴール。トラップ、ドリブル、シュートどれを取っても美しいと評されています。
セレッソのJ1昇格に向け奮起する今季は自身初の2桁得点
2015年にJ1川崎フロンターレに完全移籍をするも、僅か一年でセレッソ大阪に復帰した杉本選手。「自分にとって一番大事なチーム」だと話すセレッソ大阪が、2015年J1昇格を叶えられなかった結果をうけ、「自分が（セレッソに）戻ってJ1に上げたい」という気持ちが芽生え、復帰を決意したとのこと。そんな強い気持ちを持って挑んだ今シーズンは、第36節終了現在35試合に出場し、チーム得点王となる12得点を記録しています。杉本選手の活躍もあり、セレッソ大阪は現在J2リーグ3位でJ1昇格プレーオフ圏内、自動昇格も狙える位置にいます。J2リーグは残り6節、悲願のJ1昇格に向け奮起する杉本選手に注目です。