adidas or NIKE?ボールもカッコイイ!主要リーグ今季の公式ボールまとめ2016-2017
去年紹介されたadidas or NIKE?ボールもカッコイイ!主要リーグ今季の公式ボールまとめの続編である今シーズンに使用されている試合球をまとめました。サッカーが生まれてから、ボールは様々なドラマを描いてきました。今季はどのような感動がボールによって生まれるのでしょうか。ヨーロッパ主要リーグ及びJリーグの公式球をご紹介します。
今季も色鮮やかなNIKE!リーガエスパニューラ、プレミアリーグ、セリエA
今季のリーガエスパニューラ(スペイン)、プレミアリーグ(イングランド)、セリエA(イタリア)の3リーグで使用されている公式球はNIKE社製の「ナイキオーデム4」です。
このボールは昨季使用された「ナイキオーデム3」の改良型であり、製法、素材、グラフィック面で前作より優れています。具体的な商品説明は以下の通りになります。
新しいラップド・ブラダーシステムは、これまでになくスムーズで一貫した表面を作り、最適なタッチと正確な飛空を実現します。幾何学的に12枚のパネルを接合した表面には、新しい3Dプリントのインクテクノロジーを用いています。ボールのグラフィックは、「フローモーション」の原則を生かし、プレー中に動いているボールをしっかりと見えやすくする明るさを放つものにしています。
-NIKE公式から引用-
adidasは職人が丁寧に作った一品!ブンデスリーガ
ブンデスリーガ(ドイツ)の公式球は、ドイツ屈指のスポーツメーカーであるadidas社の「torfabrik」です。
こちらも前作の改良型となっています。ボール表面のサーマルボンディングパネル(熱接合)は、表皮の均一の突起により雨天時のすべりを軽減します。
UEFAチャンピオンズリーグの試合球は「熱いメッセージ」が刻印されています
欧州王者を決めるUEFAチャンピオンズリーグで使用されるボールは、adidas社の「フィナーレ」です。
このボールは英語で「Control The Game Is Everything」書かれていています。他の部分にも同じ意味が、欧州大陸で使われている様々な言語で明記されています。日本語訳すると「全ての試合を支配しろ」という意味があります。多数の言語で標記されている理由は、欧州全体で競われることを強調しています。
Jリーグとナビスコカップは最新技術が詰まったボール
JリーグやJリーグ ヤマザキナビスコカップの公式試合球はadidas社の「ERREJOTA(エレホタ)」が採用されています。
今季採用された「ERREJOTA(エレホタ)」は、昨季使用されていた「コネクト15」より優れたものになっています。具体的な商品説明は下記に明記致します。
2015年公式試合球のコネクト15同様、6枚、均一形状パネルにより構成されています。これによって、ボールバランスと飛行安定性が向上しています。さらに、表皮構造に改善を加えることで、キック時やリバウンド時のグリップ力を強化しています。また、ブロッキングデザインによって飛行時の視認性を高めています。
-Jリーグ公式ページから引用-
天皇杯と皇后杯は去年に引き続き桜模様
日本所在する全サッカーチームの頂点を決める天皇杯及び皇后杯で採用されたボールは、日本のスポーツブランドであるモルテン社の「F5E5000(天皇杯試合球)」と「F5E5001(皇后杯試合球)」です。
前作に引き続き、「勝ち虫紋」のデザインで日本の国花である桜の花がプリントされています。生産国はタイ王国製となっています。(サッカーボール最大の生産地、パキスタンのシアールコートではありません。パキスタン製以外で生産されたボールは珍しいです。)
欧州の新シーズンは開幕し、Jリーグは終盤戦に差しかかりつつあります。これらのボールが数多のドラマとゴールを生み出すのか、興味が尽きません。