U-23代表、左サイドの新戦力!サガン鳥栖・三丸拡
リオ五輪が近づくなか、怪我人が増えてきたU-23日本代表。サイドバックでは予選を戦ってきた山中亮輔選手(柏レイソル)や室屋成選手(FC東京)が故障しています。
そこで抜擢されたのがサガン鳥栖のDF 三丸拡(ミツマル ヒロム)選手です。チャンスを掴むことができるのでしょうか!?
オーバーラップとクロス
背番号 2
生年月日 1993年7月6日
身長 172cm・体重 69kg
豊富な運動量でオーバーラップを繰り返す左SB。左足での正確なクロスを特長としています。
by 筑波大学
栃木県出身で真岡高校から筑波大学へ進学し、2015年には関東大学2部リーグのベストイレブンに選ばれました。
今シーズン鳥栖へ加入したプロ1年目です。昨年11月に入団が内定した際、クラブは三丸選手のプレースタイルを「正確なプレーでチームに安定感をもたらせ、前線の選手と関わり合いながら攻撃参加できる選手。左足のクロスを得意とし、多くチャンスを演出できる。」と評しています。
3月のヤマザキナビスコカップ新潟戦で公式戦初出場を果たし、J1リーグでは1stステージ第5節の柏レイソル戦でデビューしました。ここまでリーグ戦2試合、ヤマザキナビスコカップ2試合にフル出場しています。
トゥーロンでアピールを
ユース年代を含め日本代表に選出されたことがなかった三丸選手。今年4月の静岡合宿で初めてU-23代表候補に招集されました。
5月11日に鳥栖のホーム ベアスタで行われたガーナ代表戦には、山中亮輔選手の怪我により追加招集。79分に同じ左SBの亀川諒史選手(アビスパ福岡)に代わり途中出場しましたが、特に見せ場もなく試合を終えています。
実戦経験に乏しく、これまで充分にアピールできているとは言えません。
5月21日に初戦を迎えたトゥーロン国際大会での活躍が、オリンピック出場へのカギとなりそうです。左サイドを駆け上がり得点に絡むプレーを見せられるでしょうか!?