宮市亮選手がアーセナルから移籍したFCザンクトパウリってどんなチーム？

2015年、日本で注目を集めるであろうあるドイツのチームがあります。
それは宮市亮選手が移籍をしたことで話題となったドイツ・ブンデスリーガ2部所属のFCザンクトパウリ。
いったいどういったチームなのか？まとめてみました。

2部でもドイツ屈指の人気クラブ

現在はドイツ・ブンデスリーガの2部に所属するFCザンクトパウリ。
日本で言えばJ2にあたるこのカテゴリーであってもFCザンクトパウリはドイツでも屈指の人気チームなんです。

1部〜3部を行ったり来たりし、ここ4シーズンは2部でも中位争いとはっきり言って強くないこのチームがなぜ人気なのか？
その理由はなかなかに深いものがありました。

FCザンクトパウリが人気の理由はサッカーの質もありますがむしろ、その存在が理由です。

ドイツのハンブルグをホームとしているFCザンクトパウリですが、このハンブルグにはこれまで1度もブンデスリーガ1部から降格をしたことがない、人気チームのハンブルガーSVというライバルチームがいます。

このハンブルガーSV。実は昔から上流階級の人達に愛されてきた「お金持ち」チーム。
それに対してFCザンクトパウリは「お金のない」チーム。

さらにホームスタジアムがドイツでも最大級の歓楽街レーパーバーンのそばにあり、より庶民的だったことから上流階級ではない人々が自然とサポートをするようになったのです。

しかし、そのサポート力はかなり熱狂的。
この熱狂的なサポーター達がいることがFCザンクトパウリの人気の最大の理由です。

そんなFCザンクトパウリを一言で表すなら「とにかくカッコイイ」です。

それもこのチームのシンボルマークはなんとドクロマーク！
海賊旗を思い浮かべる、あのドクロマークがチームシンボルなんです。

チームの愛称も「The Pirates of the League」(リーグの海賊達)です。

このシンボルマークはチームグッズにも使われているのでこのグッズはとってもカッコイイです。

さらに公式のホームページはまるでパンクなロックバンドのホームページのような作りになっていたりします。
普通のサッカーチームでは考えられないようなビジュアルイメージも人気の理由ですね。

さいごにチームプロフィールをご紹介します。

FCザンクトパウリ
1909年創設
ドイツ・ブンデスリーガ2部所属
ホームタウン：ハンブルグ
ホームスタジアム：ミラントア・シュタディオン
クラブカラー：栗色・白

クラブのバックグランドがとにかく興味深い、FCザンクトパウリ。
こんなチームをサポートしてみるのも楽しいですね！