退場が多いけど愛されキャラ?頼れる兄貴ガンバ大阪・岩下敬輔とは?

2016年4月13日に開催されたJ3第4節セレッソ大阪U-23戦対ガンバ大阪U-23戦前半13分にて、選手の顔に足が入ってしまい退場となった選手がいました。

彼の名は岩下敬輔、ガンバ大阪の守備の要でありサポーターからの信頼も厚い選手です。彼はなにかとラフプレーが注目されてしまいますが、岩下選手は人としてもサッカー選手としても魅力的な人物です。今回、ガンバ大阪で愛される兄貴岩下敬輔選手を紹介します。


by GAMBA OSAKA

岩下選手の経歴

鹿児島生まれの岩下選手は地元の強豪鹿児島実業高校に入学、2005年には全国高校サッカー選手権で優勝を経験します。その後、清水エスパルスに入団してボランチ、サイドバック、本職のセンターバックなどのポジションをこなしました。転機は2009年に高木和道選手がガンバ大阪移籍後にセンターバックのレギュラーとして活躍したことです。レギュラー定着後はチームの主力として活躍しましたが、2012年には次第にパフォーマンスを落していきました。同年にガンバ大阪へ期限付き移籍を果たし、チームの降格を経験するもJ1昇格に貢献。翌年にはガンバ大阪の国内三冠の原動力として活躍しました。中学生時代の彼は攻撃的ミッドフィルダーだったため、守備と攻撃を高いレベルでこなせます。さらに様々なポジションもこなせるため、ガンバ大阪にとって重要な選手です。


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怪我で苦しむが、不屈の闘志で復活

2015年11月7日J1セカンドステージ第16節で、岩下選手は負傷交代します。その後、シーズン中にピッチへ戻ることはありませんでした。なぜなら、シーズン通して岩下選手は慢性的な右ひざの痛みに苦しんでいたため、長谷川健太監督が止むなく彼の起用を断念するしかなかったのです。岩下選手はリハビリに努め、チームの天皇杯優勝を陰ながら支えました。そして、2016年シーズンにリザーブチームで出場しましたが、ラフプレーによって復帰デビュー戦が退場に終わりました。しかし、彼の復帰はチームの活力になることは間違いないでしょう。

今まで起こしてきた有名なラフプレー

岩下選手といえば、多くの人がラフプレーを想い浮かべると思います。有名なものは、2015年5月10日J1ファーストステージ第11節サンフレッチェ広島戦で清水航平選手に肩と肘をぶつける行為をして、Jリーグ規律委員会から厳重注意を受けました。彼は闘志あふれるプレーを売りとしているため、ラフプレーが目につきやすいです。しかし、広島戦ではプレーと関係のない場面で熱さが悪い方向に出てしまったため、問題となりました。J1通算6度の退場と復帰戦のJ3でも退場を経験。惜しくも(?)J2では退場をしていませんが、退場の多さから見てもプレーは荒いです(苦笑)しかし、その熱く激しいプレーで何度もガンバ大阪を窮地から救ってきたことを忘れてはいけません。

ワイルド系イケメンとして女性サポーターからも人気

彼は整った顔立ちとワイルドな表情で、女性サポーターからの人気が高いです。ピッチ上では熱く激しく戦う岩下選手ですが、ピッチ外では礼儀正しくファンサービスも積極的にします。そのギャップが女性達のハートをわしづかみにしているのかもしれません。2010年に元タレントのくどうこずえさんと入籍し、2012年には長男が誕生。ワイルド風イケメンの彼は、一児の優しいパパでもあります。


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サポーターから愛される熱き男

サポーターからは「兄貴」と慕われ、チーム内外の信頼は非常に厚いです。ファンとの交流イベントでは、愉快なコスプレを率先的にやったりとチームに尽くしています。ピッチ上でもピッチ外でも全力で様々なことに取り組む彼を見ると、印象が変わるかもしれません。もう、ラフプレーや退場で目立たないことを切に願います。


by 加地亮と共に走り抜けるサポーター人生

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