J3がアツい!
昨シーズン、無念のJ3降格となってしまった栃木SC、大分トリニータ。彼らを含めた16チームでJ3リーグは構成されています。この2チームのここまでの成績を見てみると大分は3位、一方の栃木は12位と一筋縄ではいかないことがよくわかると思います。また、昨シーズンのJ3王者・レノファ山口は現在J2で10位、プレーオフでJ2昇格を果たした町田ゼルビアはなんと首位。J2・J3間のレベルの差は小さくなってきているといっても良いでしょう。そんなJ3リーグを代表する選手たちを紹介したいと思います。
ガイナーレ鳥取 フェルナンジーニョ
フェルナンジーニョ選手はかつてガンバ大阪や清水エスパルスなどで活躍したブラジル人MF。身長が162cmと非常に小柄ですが、卓越したテクニックを武器に相手DFの脅威となる選手です。今シーズンのここまでの成績は5試合出場2得点。第3節の大分戦ではパンチ力抜群のミドルシュートを決めており、個人の調子も良さそうです。前線には元川崎の黒津勝選手もおり、今後の鳥取の脅威になることは間違いありません!
SC相模原 深井正樹
今シーズンの相模原でキャプテンマークを巻くのは元鹿島の深井選手です。この選手も実は身長が161cm!重心の低いドリブルや得意の左足から繰り出されるキックが特徴です。SC相模原は、昨季も元日本代表の高原直泰選手や森勇介選手を擁していました。今季はこの深井選手に加えて、川口能活選手も加入。さらに彼ら以外にも有名な選手が多く、補強を積極的に行っているチームの1つです。
豪華な監督陣
J3の魅力の1つとして、監督陣の顔ぶれが豪華だということも挙げられると思います。先日、元スイス代表のレオーニ選手の加入で注目を集めたAC長野パルセイロを率いるのは三浦文丈氏。それ以外にもカターレ富山の三浦泰年氏、ガイナーレ鳥取の柱谷哲二氏、YS横浜の樋口靖洋氏と、誰もが聞いたことのある名前が多いと思います!スタッフの陣容もここ数年で大きく変化してきました!
衝撃的なニュース レオーニ加入
先ほど少し触れましたが、AC長野パルセイロにレオーニというGKが加入しました。彼はなんとワールドカップ経験者です!スイス代表として、2010年の南アフリカ大会に選出されました。スイス国内リーグで210試合、ヨーロッパチャンピオンズリーグでも6試合に出場した実績を持つ選手です。このように、J3のチームでも外国人助っ人が在籍しているチームは多いです。彼は日本という国自体に興味があったと、メディアに対して話しています。近年は、中国リーグが大物助っ人の獲得で力をつけていますが、Jリーグにもレオーニ選手のような世界的な選手が増えるとさらに盛り上がりますよね!
金を払ってでも見に行きたいリーグに
観客数で言えば、やはりJ1やJ2との差はあります。しかし、大物選手の獲得や各クラブのU-23チームの参加などで、J3リーグは盛り上がりつつあります。上のカテゴリーのクラブから修業を積みに移籍してくる選手も多く、皆さんの応援しているチームにゆかりのある選手も多いのではないでしょうか。試合会場ではアットホームな雰囲気も楽しめると思います。ぜひ注目してみてくださいね!