リオ五輪出場のために移籍!FW野津田岳人のキャリア
サンフレッチェ広島の野津田岳人がアルビレックス新潟へ期限付き移籍を発表しました。リオ五輪出場のための移籍と言われている野津田のキャリアをまとめました。
広島の生え抜き選手
広島県広島市出身の野津田は幼稚園の頃からシーガル広島FCに所属し、2007年にサンフレッチェ広島ジュニアユースへ入団。翌08年にはJFAプレミアカップ決勝進出を果たしています。中学3年生時には飛び級で広島ユースに参加し、ユース昇格後にレギュラーに抜擢。高円宮杯では3連覇に貢献し、11年と12年のチャンピオンシップで2年連続MVP受賞とエリート街道を走っていました。
高校2年生で2種登録
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11年に高校2年生でトップチームにも参加し、3年生時にも2種登録され、12年3月には森保一監督の抜擢でJ1デビューも果たしました。そして13年に正式にトップ昇格を果たし、同期入団には浅野拓磨がいます。14年1月1日の天皇杯決勝の横浜F・マリノス戦に浅野と同時投入で途中出場するも何もできず準優勝に終わると表彰式後のロッカールームで森保監督に叱られたエピソードがあります。その年のゼロックススーパーカップでは先制点を決め、浅野の追加点もお膳立てをする活躍を見せました。
国際大会に縁が無い・・・
野津田の代表歴は吉武博文監督が率いるU-16日本代表に立ち上げから選出されるも11年のU-17ワールドカップには出場できず、U-21日本代表でも14年アジア大会に出場するも15年12月のクラブW杯のオークランド・シティ戦で負傷してしまい今年1月のリオ五輪アジア最終予選では召集が見送られてしまいました。そしてリオ五輪出場を目指して環境を変え、成長するためにアルビレックス新潟への期限付き移籍という苦渋の決断をしました。
同期入団の浅野の成長などが広島を離れる理由になったと思われますが、野津田の加入がU-23日本代表にとっても必要だと思います。