日本代表初招集!川崎DF車屋紳太郎選手について
3月7日から3日間の日本代表候補合宿に選ばれて参加し、好調フロンターレを支えるレフティーDF車屋紳太郎とはどんな選手なのでしょうか?
先輩谷口彰悟を小中高大と追っかけた!?
熊本県熊本市出身の車屋は5歳の時にお兄さんの影響でサッカーを始めました。小学校4年生時には1つ上の谷口に誘われて熊本ユナイテッドSCへチームを移って入部。その後、長嶺中学校、大津高校、筑波大学と谷口を追う形で進学していきました。ちなみに大津高校時代には日本高校選抜に選出された実績もあります。左サイドバック、ボランチなど万能型の選手でした。
筑波大学では1年生時から出場
by SOCCER KING
筑波大学では風間八宏監督の元で1年生時からレギュラーに定着し、21試合に出場。関東大学サッカーリーグの新人賞を受賞しました。さらに入学した2011年から全日本大学選抜にも選出され、大学3年生時にロシアのカザンで行われたユニバーシアードではユニバーシアード日本代表の銅メダル獲得に貢献。谷口らが卒業した後は4年生では副将を務めました。そして複数クラブとの競合の末に川崎フロンターレへ内定を決め、強化指定選手として選手登録もされました。
失意の降格からフロンターレで躍動
筑波大学4年生時の関東大学サッカーリーグ1部では開幕から苦しみ、降格圏内を脱出することができず、ようやくシーズン終盤に残留が見えた最終戦で敗れてしまい同校史上初の2部降格という悔しい大学サッカーの終幕となりました。4年間で80試合の最多出場賞を受賞と記録は作りました。そして川崎入団2年目にリーグ戦30試合に出場するなど定着し、遂に3年目の今季には谷口と共に日本代表候補に初選出となりました。
小学校4年生から谷口を追いかけ、尊敬する幼馴染で先輩と共に川崎でもプレーするなど話題性のある車屋の今後は要チェックですね。