名古屋に移籍が決まった元代表MF明神智和の歩み
2016年シーズンから名古屋グランパスへ移籍した、元日本代表のベテラン明神智和選手。
日本代表や柏レイソル、ガンバ大阪などで活躍をした明神選手。
ガンバ大阪からはスタッフとしての残留要請を受けながらも現役にこだわった、これまでの選手生活はどういったものだったのでしょう。
by SOCCERKING
プロデビューを飾った柏レイソル時代
1996年に柏レイソルユースから柏レイソルへ入団した明神選手。驚きはJリーグデビュー。
1996年シーズンの開幕戦、対浦和レッズ戦になんとルーキーで出場したのです!
大きな期待を受けていたことがよくわかりますね!
その後、柏レイソルのキャプテンにも就任した明神選手。
1999年にはクラブの初タイトルとなるナビスコカップの優勝に大きく貢献を果たします。
さらに2000年にはこちらもクラブ初となるJリーグベストイレブンを獲得するなど、中心選手として活躍します。
by Resistance
レイソルから日本代表の中心選手へ
柏レイソルで中心選手となった明神選手。その才能は日本代表でも輝きます。
年代別の日本代表では1997年に行われたFIFAワールドユースで中村俊輔選手や柳沢敦氏達とともに主力としてベスト8に進出したチームを支えました。
そして2000年。当時の日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏(U-23代表監督兼任)にその才能を認められ、黄金世代のシドニーオリンピック代表、さらにA代表へ選出されます。
トルシエ氏の明神選手への評価はとても高く、
完璧なチームとは8人の明神と3人のクレイジーがいるチームだ
SOURCE : サッカー名言集
という表現をするほど、トルシエジャパンに欠かすことのできない選手として存在感を高めました。
多くの栄冠を勝ち取ったガンバ大阪時代
柏レイソルのJ2への降格にともない、2006年にJリーグ屈指のクラブへと成長を遂げてきたガンバ大阪へ移籍します。
ガンバ大阪ではかつて柏レイソルでも指揮をとった西野朗監督が指揮をとっており、遠藤選手や二川選手達と中盤を構成。魅力あふれるガンバ大阪の攻撃サッカーを支えました。
ガンバ大阪ではサポーターからも愛され、2011年のガンバ大阪創立20周年記念試合では、サポーター選出のガンバ大阪歴代ベストイレブンに選ばれるなどチーム・サポーターにとって大きな存在となっていました。
現役にこだわり20年目のシーズンを新天地で
2016年元旦の天皇杯決勝でガンバ大阪が優勝し、セレモニーの時に遠藤選手が退団が決定していた明神選手のユニホームを身につけ、背番号を指差しアピールするなど、多くの選手からも愛されている明神選手。
現役にこだわり、プロ生活20年目となる2016年シーズンに活躍の場を求めた新天地名古屋グランパスではどんなプレーを見せてくれるのでしょうか。
by AFPBB news
いぶし銀な男、明神選手に2016年シーズンも注目です!
プロフィール
明神 智和(みょうじん ともかず)選手
1978年1月24日生まれ
兵庫県神戸市出身
173cm/70kg
MF