チームの誇り! Jリーグチーム伝統「エースナンバー」は?
選手が背負う背番号。
ただの数字ではなく、そこにはチームやファンの想いが込められた背番号というものが存在します。
今回はそんなJクラブの伝統となっている背番号を振り返ってみましょう。
セレッソ大阪の「8」
Jクラブの伝統ある背番号として外すことのできないのが、セレッソ大阪の8番でしょう。
2008年の引退まで社会人クラブの時代からセレッソ大阪一筋でプレーをしたクラブレジェンドの森島寛晃氏が付けていた番号。
森島氏の引退後は、香川真司選手(現ドルトムント)、清武弘嗣選手(現ハノーバー)、柿谷曜一朗選手などセレッソ大阪を率いる中心選手へと代々受け継がれています。
by THE PAGE
まだある!セレッソ大阪の受け継がれる背番号
8番がクラブの象徴となっているセレッソ大阪には、ほかにも2つ伝統ある背番号があります。
その番号が「13」と「20」。
13番は育成に定評のあるセレッソ大阪において、将来チームを率いる期待を込められたエース候補の若手が背負う番号となっています。
これまでは8番も背負った清武選手や柿谷選手、南野拓実選手(現レッドブル・ザルツブルク)などがその番号を背負ってきました。そして2016年はセレッソユースからドイツのドルトムントへ移籍をし、今シーズンから復帰した丸岡満選手が背負うことになりました!
そして20番は森島氏と共にセレッソ大阪の躍進を支えた西澤明訓氏が背負っていた番号です。
チームのエースストライカーを象徴する番号として、杉本健勇選手や2015年は玉田圭司選手が背負ってきました。
by Cerezo OSAKA
港町のエースストライカーの象徴「13」
港町・神戸に本拠地を置く、ヴィッセル神戸にもチームを象徴する背番号、13番があります。
Jリーグで日本人として初めてハットトリックを達成し、「ミスターヴィッセル」として活躍をした現サッカー解説者の永島昭浩氏が背負ったことでエースナンバーとして定着。
以降、播戸竜二選手や大久保嘉人選手、現在は小川慶治朗選手など代々のエースストライカーが受け継いでいます。
by 神戸最強サポーターへの道!!
伝統クラブの司令塔!鹿島アントラーズの「8」
Jリーグを代表するといえる鹿島アントラーズ。この伝統クラブの司令塔を象徴する背番号が8番です。
ブラジル色の強いチーム編成を行っていたため、ファンタジックな司令塔タイプのジーコ氏やビスマルク氏が10番を背負うなか、黄金世代の司令塔として台頭してきた小笠原満男選手が8番を付けたことでもうひとつの伝統が生まれました。
小笠原選手から野沢拓也選手と受け継がれ、現在はアントラーズ期待の若手である土居聖真選手が期待も込めて8番を背負っています。
by mulpix
チームやファンの期待が形となって現れる背番号。その数字に込められた想いを知ることでより応援も楽しくなります。
あなたが応援するチームにも背番号に込められた想いがあるかもしれませんね!