あなたはどんなプレーが好き?2015年のJ1月間MVPをまとめました

J1月間MVPとは各月のリーグ戦で最も活躍した選手に贈られる賞で、
サッカー専門メディアとJリーグからなる選考委員会による選考でMVP選手を決定します。
ちなみに、選考委員は中西大介常務理事と


by SOCCER KING

JリーグマッチデーハイライトのMC平野孝さんが選定しています。


by Twitter@sptv_jleague

選定された選手は表彰選手の所属クラブホームゲームが開催されるスタジアムにて、試合前に表彰。
J1の月間MVP選手には賞金30万円が贈られました。
そこで、2016年のJ1リーグ戦が開幕する前に2015年の月間MVP選手を振り返ってみましょう。

3月のMVP受賞者

武藤嘉紀選手(FC東京)


by チケットぴあ

3月の月間MVP選手はFC東京の武藤嘉紀選手でした。
選定理由は3月に行われたすべての試合にフル出場し、3得点を挙げチームの無敗に大きく貢献した点を評価されました。
また、全3試合の走行距離は合計で36.51kmを記録し、FW登録の選手としてリーグ内1位となった点や
FWながら守備にも貢献し、さらに得点力が評価されたことが月間MVPの受賞につながりました。

4月のMVP受賞者

宇佐美貴史選手(ガンバ大阪)


by JLeague.jp

4月の月間MVP選手はガンバ大阪の宇佐美貴史選手でした。
得点ランキングでは、第5節から単独首位となった点を評価。チーム順位を第3節終了時の7位から2位へと押し上げるのに大きく貢献しました。
また、クラブタイ記録となる第3節からの6試合連続ゴールも達成し、満場一致での月間MVP選出となりました。

5月のMVP受賞者

関根貴大選手(浦和レッズ)


by ゲキサカ

5月の月間MVP選手は浦和レッズの関根貴大選手でした。
関根選手と言えば、サイドでの位1対1のドリブル突破が光る選手です。
1stステージ第11節vs仙台、第12節vsFC東京、第13節vs鹿島と3試合連続ゴールをあげ、チームに貢献しました。
Jリーグ選考委員会は「次世代を担う子供たちに、関根選手のプレーを観て良い影響を与えてほしい」との思いから見事月間MVPに選出。
これは関根選手自身初の月間MVP受賞でした。

6月のMVP受賞者

武藤雄樹選手(浦和レッズ)


by 話題Monday

6月の月間MVP選手は浦和レッズの武藤雄樹選手でした。
FWの選手でありながら前線の守備にも貢献し、豊富な運動量で相手選手を追いかけボールを奪う光景が多かった点を評価。
実際、それはデータにも表れており、相手ポゼッション時のスプリント距離がチーム内1位であることや自分たちのポゼッション時にはスプリント距離、スプリント回数ともチーム内1位と運動量の多さでチームを支えている点を高く評価されました。
浦和の1stステージ無敗優勝に大きく貢献し、月間MVP受賞につながりました。

7月のMVP受賞者

佐藤寿人選手(サンフレッチェ広島)


by 広島ドリームスポーツ

7月の月間MVP選手はサンフレッチェ広島の佐藤寿人選手でした。
7月に行われた試合全5試合に出場し、3得点3アシストの活躍でチームの全勝(5戦5勝)に大きく貢献しました。
スタメンで4試合以上出場した選手のうち、1試合平均のプレー数は15.0回とJ1で最も少なく、プレーの間隔(4分2秒)は最長でありながら、
シュート決定率は75.0%と高い数値を記録しました。
味方選手の良いプレーを引き出すアシストだけでなく、高い決定力でJリーグ史上初となる12年連続2桁得点を達成しての月間MVP受賞でした。

8月のMVP受賞者

齋藤学選手(横浜F・マリノス)


by YOKOHAMA F MARINOS

8月の月間MVP選手は横浜F・マリノスの齋藤学選手でした。
8月に行われた全4試合にフル出場し、3得点2アシストを記録。
チームの月間11得点中5得点に絡む活躍で4連勝となったチームの中心的存在でした。
また、得点のみならず守備でもチームに貢献。
スプリント回数はチーム内1位の101回を誇り、タックル数が8回と、チームの月間1位となる1失点に貢献していることを評価しての月間MVP受賞となりました

9月のMVP受賞者

西川周作選手(浦和レッズ)


by URAWA RED DIAMONDS

9月の月間MVP選手は浦和レッズの西川周作選手でした。
9月に行われた全3試合にフル出場し、失点数をを2に抑えました。
9月度のPA内シュートのセーブ率データは87.5%と高くチームの失点数低減に大きく貢献しました。
また、攻撃への起点となるフィードも見ることができました。
失点数と前線の見方につながる正確なフィードでチームの3連勝に貢献したことが評価されての月間MVP受賞につながりました。

10月のMVP受賞者

中村俊輔選手(横浜F・マリノス)


by チケットぴあ

10月の月間MVP選手は横浜F・マリノスの中村俊輔選手でした。
行われた全3試合に出場し、1得点を記録。チームの3連勝に大きく貢献した。
特筆すべきなのは試合中の走行距離もチーム内1位であることです。
味方へのアシストはもちろん相手にすきを与えないゲームコントロールで試合を支配するなど
ベテランになっても攻守の要としてチームを引っ張ている姿が評価されての選出となりました。

11月のMVP受賞者

ドウグラス選手(サンフレッチェ広島)


by SOCCER KING Opinion

11月の月間MVP選手はサンフレッチェ広島のドウグラス選手でした。
11月に行われた2試合にフル出場し、4得点をマーク。2ndステージでは21得点中15得点を挙げ、チームのステージ優勝に大きく貢献しました。
第16節のG大阪戦では、鮮やかなフリーキックで、2ndステージ優勝、年間勝ち点1位の座を決定づけました。
さらに得点だけでなく守備でも貢献。
11月度のサンフレッチェ広島走行距離ランキングではチーム内2位である22.519kmの走行距離を記録し、
33回のスプリント数を誇り攻守両面からチームを支えた点を評価しての受賞となりました。

2015年MVP受賞者を振り返ってみての傾向

2015年の月間MVP選手を振り返ると攻撃的な選手が多く目立っている印象があります。
また、得点を奪うことだけでなく前線からの守備の面なども評価基準になっていて、どれだけチームに貢献しているのかが数字として読み取れることが受賞の鍵となっているのかもしれません。
果たして、2016年にはどんな選手が名を連ねるのでしょうか。今から開幕が待ち遠しいですね。

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