MLS驚きのドラフト1位入団!遠藤翼選手ってどんな選手?
先日アメリカプロサッカーリーグ MLS(メジャーリーグサッカー)のドラフト会議が開催されました。そこで日本人選手が初めて1位指名され、ニュースになっています。
本人も驚きの1位指名を受けた遠藤翼選手について調べました。
by Maryland Terrapins Athletics
JFAアカデミー出身
遠藤選手はメリーランド大学サッカー部所属のMFです。1993年生まれということで、リオ五輪を目指すU-23の世代です。
アメリカへ渡る前はJFAアカデミー福島の第1期生として12歳から18歳まで在籍し、U-17代表への選出経験もあるといいます。
身長170cm 体重64kgと小柄な選手です。
by スポーツナビ
メリーランド大学の10番
アメリカ留学のきっかけは、アカデミーの海外研修プログラムでメリーランド大学の練習に参加したことでした。
大学のチームでアジア人は遠藤選手だけ。英語が出来なかった遠藤選手は大変な苦労をしたそうですが、積極的にコミュニケーションをとり、自分のできることをプレーで示すことで、ピッチ内外で成長しアメリカのサッカーに適応していきました。
2年生の時に全米大学選手権で準優勝を経験し、その強豪チームで10番を着けるようになりました。
学問において名門校であるメリーランド大学で勉学にも励み、3年の時には“All Big 10 Academic List”(学業とスポーツで好成績を収めた学生)に選ばれています。
by スポーツナビ
トロントFCへ
そんな努力家の遠藤選手をドラフト1巡目で指名したのはトロントFCです。カナダからMLS イースタン・カンファレンスに越境参加しているチームで、昨シーズンは6位の成績でした。
チームには元ユベントス所属のイタリア代表セバスティアン・ジョヴィンコ選手や、アメリカ代表のマイケル・ブラッドリー選手が在籍しています。
ライアン・ネルセン監督はメリーランド大学の試合を何度も視察していて、遠藤選手をチャンスメーカーでありチャンスを決めることができる選手と評価しています。
MLSの開幕は3月。遠藤選手のデビューはいつか、待ち遠しいですね!
by Toronto FC