カタールU-23選手権に挑むリオ五輪世代期待のDF!ヴィッセル神戸・岩波拓也
1月13日にリオデジャネイロオリンピック最終予選が開幕します。
予選で注目したい選手の1人であり、ディフェンスリーダーでもある岩波拓也にスポットライトを当てて紹介していきます。
by VISSEL KOBE
プレースタイル
ディフェンスラインからのビルドアップ能力を兼ね備えており、ロングパスやショートパスなどの精度が高く、フィードの精度に定評があります。
センターバックの中で後ろから組み立てられる選手であるので、攻撃にリズムを付けられる選手です。
by VISSEL KOBE
また、対人に強いので、1対1の局面で冷静に対応しているシーンを見受けることができます。
さらに、空中戦を得意としていて、特にコーナーキックのターゲットマンとしてもチームに得点をもたらすことができる選手でもあります。
岩波選手は守備に安定感と攻撃力を兼ね備えた選手なので、将来の日本を支える選手として期待されています。
エピソード
各年代別の代表に選ばれるなど、将来の日本代表を引っ張ていく選手として知られています。
2011年のU-17ワールドカップでは、キャプテンとしてチームを牽引し、18年ぶりのベスト8進出に貢献しました。
大会期間中の活躍が注目され、翌年にはオランダのPSVの練習に参加。当初移籍すると思われましたが、契約とはならずヴィッセル神戸に入団しました。
その後、クラブの主力として定着し、最後尾からチームを支え日々成長し続けています。
そんな岩波選手は過去のインタビューで「英語が話せるようになりたい」と話しており、将来は海外で活躍したいという夢があるようです。
今回の予選はオリンピック本大会で輝かしい結果を残すためにも絶対に突破しなければならない予選であり、その先のA代表定着と海外移籍の実現には絶対に負けられない戦いでもあります。
現在のA代表の選手である吉田麻也や森重真人といった現役代表センターバックのポジションを脅かす存在に今後なっていくでしょう。
日本にはなかなかセンターバックが育ちにくいと思われた時期もありましたが、まだまだ年齢の若く伸びしろのある岩波選手の今後のパフォーマンスに注目です。
プロフィール
生年月日:1994年6月18日(21歳)
出身地:兵庫県神戸市
身長:186cm
体重:72kg
血液型:A型
所属クラブ:ヴィッセル神戸
経歴:那須ナイスSC→神戸FC→ヴィッセル神戸Jrユース→神戸U-18