ヴィッセル神戸に活躍の場を移すボランチ藤田直之ってどんな選手?
藤田直之選手のサガン鳥栖からヴィッセル神戸への移籍が発表されました。2015年8月の東アジア選手権で日本代表デビューも果たした藤田選手のキャリアをまとめました。
by サガン鳥栖広報ブログ
生年月日 1987年6月22日(28歳)
出身地 福岡県
身長 175cm
体重 68kg
学生時代はリーグ得点王
福岡県出身の藤田選手は東海大第五高校から福岡大学へ進学。学生時代から頭角を現していた藤田選手は数々の優勝タイトル獲得に貢献しました。
3年生時の九州学生リーグ1部でゴール数2位、4年生時にはチームメイトの青木勇人選手と並び得点王を受賞。4年生時に福岡大学の総理大臣杯初優勝へ導き、全日本大学サッカー選手権では明治大学と激戦を繰り広げて惜しくも準優勝と九州リーグ優勝だけでなく全国区の活躍を見せていました。
同期には末吉隼也(アビスパ福岡)、河田晃兵(ヴァンフォーレ甲府)などJリーグへ進んだ選手ばかりでした。ちなみに永井謙佑選手(名古屋グランパス)は後輩になります。
鳥栖との練習試合がきっかけで鳥栖へ
by ゲキサカ
大学1年生時にサガン鳥栖との練習で尹晶煥選手のプレーに衝撃を受けて鳥栖入りを決めたというエピソードがあります。
そして2010年に入団すると当時はJ2所属でしたが開幕戦でJリーグデビューを果たすと第4節、愛媛FC戦で初ゴールを決めています。
主にボランチとしてプレーし、正確なキックと学生時代に培った得意のロングスローで攻撃の起点として活躍。2年目に副キャプテンに就任し、第24節からキャプテンマークを巻くようになってからは、なんと16試合連続無敗記録(11勝5分け)を打ち立て、クラブ悲願のJ1昇格に貢献しました。
そして日本代表へ
2012年からJ1で戦うことになった鳥栖のキャプテンに任命され、退団する15年シーズンまで4シーズン、キャプテンを務めました。その活躍が認められて遂に日本代表へと召集されるまでに成長を遂げました。
怪我により出場辞退した柏木陽介(浦和レッズ)に代わり、東アジアカップ2015のメンバーに追加召集され、韓国代表戦で代表デビューを飾りました。実は藤田選手は鳥栖のJ1、1年目の清水エスパルス戦後に元日本代表の澤登正朗氏に「頑張れば日本代表にもなれるよ」と声をかけられていたそうです。
日本代表にも選ばれるようになった藤田選手、ヴィッセル神戸のネルシーニョ監督の期待にどこまで応えられるか。今後が楽しみです。
SOURCE : Wikipedia | SOCCER KING | livedoor スポーツ | ゲキサカ