人材輩出しすぎちゃった… J3降格大分トリニータ出身選手たち
by SOCCER KING
大分トリニータが、J3の町田ゼルビアとのプレーオフに敗れ、J3に降格してしまいました。わずか3年でJ1からJ3に戦いの場を移すこととなり、話題となりました。慢性的な経営危機問題を抱えるチームですが、日本代表クラスの選手たちを多く輩出した、「リーグ屈指の育成クラブ」でもあるのです。今回は、その選手たちをまとめてみました。
清武弘嗣
by Web Sportiva
現在、ドイツ一部リーグのハノーファーでプレーする清武弘嗣は、2008年にトップチームに昇格しました。翌年にはレギュラーメンバーとして定着し、23試合出場、3得点を記録しています。
1988年11月12日生まれ
大分県出身
172㎝66㎏ 右利き
西川周作
現在日本を代表するGKである西川は2005年にトップ昇格を果たし、高卒一年目から正GKの座を掴みます。2009年には自身初となる年間フル出場を達成するも、チームのJ2降格や巨額な負債による深刻な経営危機のあおりを受け、広島へと移籍しました。2005年には優秀新人賞、2006,2008年には優秀選手賞を獲得しています。
1986年6月18日生まれ
大分県出身
183㎝81㎏ 左利き
森重真人
by THE PAGE
2006年に入団。当初はボランチとして加入しましたがフィジカルと空中戦の強さを評価され、当時のシャムスカ監督がCBとして起用。2008年にA代表に初選出されます。大分のナビスコカップ優勝にも貢献しました。
1987年5月21日生まれ
広島県出身
183㎝76㎏ 右利き
東慶吾
by SOCCER KING
各年代の代表メンバーに名を連ね、A代表の招集歴がある東は、2009年にトップチームに加入し、翌年はJ2で6得点と躍動します。U-21日本代表としても2010年アジア競技大会に出場し、金メダル獲得に貢献しました。
1990年7月20日
福岡県出身
178㎝72㎏ 右利き
金崎夢生
by 鹿島アントラーズ原理主義
先月行われたW杯アジア二次予選のシンガポール戦にて、代表初得点を挙げた金崎も、大分トリニータでプロキャリアをスタートさせました。2008年にはリーグ4位、ナビスコカップ優勝の原動力となり、優秀選手賞、ニューヒーロー賞を獲得しました。
1989年2月16日
三重県出身
180㎝70㎏ 右利き
梅崎司
大分トリニータU-18より2005年にトップ昇格。2006年に上記の西川と共に大分から初のA代表に選出されました。2007年に当時フランス2部のグルノーブルへと移籍しました。
1987年2月23日生まれ
長崎県出身
169㎝68㎏ 右利き
高松大樹
by 熊じぃの戯言
2000年に大分に加入し、2002年のJ1昇格に貢献します。2004年のアテネオリンピッックでは全3戦に先発で出場し、イタリア戦では1得点を記録しています。
1981年9月8日生まれ
山口県出身
183㎝80㎏
右利き
2008年のナビスコカップで優勝を果たすなど、”大分愛”をモットーにJ1の舞台で躍動していた栄光は過去の話となりつつありますが、地方クラブの星としての捲土重来に期待していきましょう。