オリンピックの道は険しい!今回から変わったアジア最終予選のレギュレーションって?
2016年はブラジル・リオデジャネイロで4年に1度のスポーツの祭典、オリンピックが開催されますね!
ブラジルといえばやっぱりサッカー!そんなサッカー男子のアジア最終予選が2016年の1月12日より始まります。
そんなリオデジャネイロ・オリンピックへの出場条件(レギュレーション)が今回から変わったのをご存じですか?
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今まで以上に厳しくなった突破条件
ワールドカップでもオリンピックでもサッカー男子のアジア最終予選は厳しい戦いが待ち受けているもの。
しかし、今回のオリンピック・アジア最終予選は今まで以上に突破の条件が厳しくなったのです。
大きく変わった条件は2点で、
①アジアの出場枠が「3.5」から「3」へ減少。
②「AFC U-23選手権」が最終予選を兼ね、ホーム・アンド・アウェイ方式の総当り戦ではなく、グループリーグから一発勝負の「セントラル方式」となる。
この2点が前回のオリンピック予選から変更となりました。
①出場枠が「3.5」→「3」に
前回までアジアからの出場枠は「3.5」であり、3枠内に入れなくても大陸間プレーオフを勝ち抜けば出場できるチャンスがありました。
しかし、今回から出場枠が「3」となったため、アジア最終予選となるAFC U-23選手権で3位以内に入らなければ出場ができなくなります。
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②AFC U-23選手権
そして今回最大の変更といえるのが、「AFC U-23選手権」というU-23世代のアジア大会がオリンピック予選を兼ねるようになったことです。
この変更の影響は意外と大きく、これまでのアジア最終予選ではホーム・アンド・アウェイでの2回戦総当りでグループ1位となればオリンピックへ出場できました。
しかし、今回はグループリーグから全試合1発勝負のセントラル方式となり、1試合1試合の重みが格段に上がりました。
4カ国づつの4組みで分けられたグループリーグの1位と2位が決勝トーナメントへ進出。決勝トーナメントは準々決勝・準決勝・決勝とトーナメントとなってからも3試合あり、オリンピックへ出場するには最低でも準決勝まで進出をしないといけません。
by 産経WEST
近年、アジアのレベルも上がってきている中で今回のレギュレーション変更と今まで以上に厳しくなってきたリオデジャネイロ・オリンピックへの出場条件。
それでも6大会連続出場を目指して若きサムライブルーには頑張ってもらいたいですね!