リオ五輪のアジア最終予選を控えるU-23日本代表。
12月に発表されたメンバーには新たな戦力として注目されている選手がいます。
FWオナイウ阿道(アド)選手です!
生年月日 1995年11月8日
身長/体重 180cm/74kg
所属 ジェフユナイテッド千葉
出身 埼玉県(正智深谷高校)
ナイジェリアと日本のハーフ
ナイジェリア人の父と日本人の母を持つオナイウ選手は日本で生まれ育ちました。
高校2年で全国高校サッカー選手権に出場し、3年の時には全国高校総体で3位という好成績を収め、大会優秀選手に選ばれています。
2014年に千葉へ入団し、J2リーグ初出場は8月の第28節ファジアーノ岡山戦でした。
このシーズンはリーグ戦6試合に出場し1得点、天皇杯には2試合に出場し1得点という成績でした。
2015年は途中出場で試合の流れを変える役割を担うことが多く、リーグ戦33試合に出場し3得点を挙げています。
ジャンプとボールキープ
身長180cmとそれほど高さはありませんが、アフリカの血を引くだけあってジャンプ力は抜群。
滞空時間の長いジャンプから繰り出すヘディングはオナイウ選手の武器になっています。
強いフィジカルを活かし、ボールキープ力が高いことも大きな特長です。
国際試合の経験が少なく、2014年10月のU-19アジア選手権が初めての国際舞台でした。
本来は1つ下のカテゴリーの世代であることもあって、リオ五輪メンバーに選ばれたのは2015年6月が初めてです。
しかし手倉森監督からの期待は大きいよう。
12月のU-22ウズベキスタン代表との国際親善試合では、同じくハーフの鈴木武蔵選手とスタメン2トップを組みました。
得点はありませんが存在感を示し始めています。
まだまだ未知数のその才能を大舞台で発揮してくれるでしょう!
by JFA