Jリーグのシーズンが終了し、各チームが来シーズンに向けた補強を行っている中、サガン鳥栖がマガト監督にオファーというニュースが流れました。
そこで、来期鳥栖の監督に就任するかもしれない(?)マガト監督についてのキャリアをまとめてみました。
鳥栖就任のうわさ
by mojata
就任報道が流れたのは12月11日に遡ります。
ドイツのスポーツ紙の『ビルト』がマガト監督にオファー交渉を開始し、年俸250万ユーロ(約3億3000万円)の条件を提示している模様だと報道しました。
同クラブの竹原稔社長が、ドイツ誌『キッカー』に対して「まだ金銭面で合意に至っていない。我々は明確な金額を提示しているが、まだ開きがある」と語ったと伝えている。
しかし、12月13日付でドイツのビルト紙は「(鳥栖との)合意に関しては思い出せない」と否定したと報じています。
ただし、クラブ関係者と話し合った事実を認めた上で「大事なのはプロジェクトに対する刺激と挑戦。それが日本であってもドイツであっても関係ない」と、監督に就任のオファーを受ける可能性については否定していませんでした。
また、12月17日現在、一部報道ではシュトゥットガルトもオファーしているという報道も流れています。
果たして、数ある刺激的なオファーの中から鳥栖を選ぶのか、彼の選択に注目です。
厳しすぎて失神者もいる!マガト監督の練習方式、サッカーに対する考え方
マガト監督は軍隊式の厳しいトレーニングを課すことで有名です。
例えば、ピッチ内でのドイツ語は必修。練習後はドイツ語授業を受けさせられる上、チーム内ではドイツ語で会話を強制させられます。
もちろん選手に要求することは語学だけではありません。
試合前日の2部練習は当たり前で試合間隔が1週空くときは3部練習もする上、練習後はコーチとの個別トレーニングメニューがある選手もいます。
さらに、合宿時にはスイスの高地トレーニングのランニングで失神者がでたこともあるそうです。
選手を徹底的に管理する姿勢があるのも特徴的で、選手に午後遊ぶ予定をたてさせないため、午後の練習があるかは午前の練習後に伝えられることもあります。
このように、厳しく選手を管理することで規律のあるサッカーを目指す彼のサッカー観が見受けられます。
また、日本人選手が好きなことでも有名です。
どんな選手がいるのかを常にチェックしており、過去に指導した日本人に長谷部誠と内田篤人がいます。
by 世界のサッカー情報
2人とも「練習が厳しい」とマガト監督に対して振り返っています。
「プロなんだから生活のすべてをサッカーに捧げろ」という考え方を持っているのは納得ですが、さすがについてこない選手もいるのではないかと考えるほど練習内容が厳しい監督として有名です。
プロフィール
本名:ヴォルフガンク=フェリックス・マガト
生年月日:1953年7月26日
指導歴
FCブレーマーハーフェン (選手兼任監督として)→ハンブルガーSVⅡ→ハンブルガーSV (アシスタントコーチとして)→ハンブルガーSV→ 1.FCニュルンベルク→ヴェルダー・ブレーメン→アイントラハト・フランクフルト→VfBシュトゥットガルト→バイエルン・ミュンヘン→VfLヴォルフスブルク→シャルケ04→VfLヴォルフスブルク→フラムFC
獲得タイトル(監督キャリアとして)
ブンデスリーガ
DFBポカール
UEFAインタートトカップ