世界No.2クラブ!アルゼンチンのCAリーベル・プレートとは
FIFAクラブW杯2015で準優勝となったアルゼンチンのCAリーベル・プレート(リバー・プレート)。
過去には前身のトヨタカップで2度の出場で1986年大会優勝を果たしているアルゼンチンの名門クラブです。
2015年の大会では約1万人が来日したと言われるほどの熱狂的なサポーターがいるクラブの歴史をまとめました。
誕生はボカ地区だった
設立は1901年、アルゼンチンのラ・ボカ地区で活動していたサンタ・ロサとラ・ロサの合併によって誕生。クラブ名はボカの港を訪れたペドロ・マルティネスが見つけた木箱に書かれていた「THE RIVER PLATE」という文字に関心をもったことが由来とされています。そしてボカ地区から23年にブエノスアイレスへと本拠地が移転されました。
国内リーグ優勝36度、南米制覇3度のアルゼンチンNo.1クラブ
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31年にプロリーグが誕生し、カルロス・ベウチェレやベルナベ・フェレイラを高額な移籍金で獲得するなど積極的な補強を行い、32年にリーグ初優勝を達成しました。そして40年代には機械やマシーンと呼ばれたポジションが変わりながらパスを繋ぐ“ラ・マキナ”と称賛されるほどの影響力のあるクラブへと成長を遂げました。
86年にはコパ・リベルタドーレスで悲願の南米初制覇を達成。同年のトヨタカップで世界一へ。そしてリーベルは20世紀最も国内リーグを優勝し、他の大会の優勝を収めたことで国際サッカー歴史統計連盟からアルゼンチンで20世紀1位のクラブに選出されました。
中学校もある!? 優秀な育成機関が強さの源
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リーベルプレートの強さの源は優秀な選手を輩出する育成機関にあります。後にレアル・マドリードで欧州制覇5度を達成するなど名誉会長となったアルフレッド・ディ・ステファノ、横浜F・マリノスでJリーグ初代得点王となったラモン・ディアス、90年イタリアW杯でアルゼンチンの準優勝に貢献したクラウディオ・カニーヒア、95年の横浜F・マリノスの年間優勝へ導いたグスタボ・サパタ、五輪や代表で活躍したアリエル・オルテガ、エルナン・クレスポなどの名選手を輩出しました。スタジアムのエル・モヌメンタルには学校も併設されていて普段から選手が練習している姿が間近で見られるようになっています。この学校を卒業して現在もプレーをしているのがハビエル・サビオラです。
FIFAクラブW杯2015では世界最強のFCバルセロナに決勝で負けてしまいましたが、今後もリバー・プレートは要注目クラブです!
SOURCE : Wikipedia | リーベルプレート・ジャパン・ブログ