これでテレビ観戦がもっと楽しくなる!サッカー用語解説・攻撃編その2

「これでサッカー観戦がもっと楽しくなる」をテーマにお届けしているサッカー用語解説集。
今回は攻撃編の第2弾として、「ビルドアップ」「間受け」について解説をします!

ビルドアップ

サッカーにおける「ビルドアップ」とは『攻撃を組み立てること』です。
ボールを自陣から相手ゴール前までしっかりとつなぎ運んでいく時に使われる用語となっています。
そのため、ロングパスで一気にカウンターを狙った時や相手陣内でボールを奪ってのショートカウンターは「ビルドアップ」とは言いません。

日本代表の試合では吉田麻也選手や森重真人選手が「ビルドアップ」を意識してプレーされていますね。


by サカイク

昔から「ビルドアップ」はありましたが、最近ではこの「ビルドアップ」の第1歩をセンターバックに任せることが増えてきました。
その理由に、
①これまでボランチなどMFの選手が行っていた「ビルドアップ」に対して相手のプレッシャーなどが強くなり思うように組み立てができないこと。
②1トップが増えたことでCBが2人の場合、プレッシャーが少なくボールを落ち着いてさばくことができる。
という2つがあります。

現代のサッカー、とくにポゼッションサッカーを行う場合にとくに重要なのがこの「ビルドアップ」なのですね!


by SOCCERKING Opinion

間受け

まず他のスポーツなどでは聞くことがないであろうサッカー用語が出てきましたね!

「間受け」とは『ディフェンスとディフェンスの間でパスを受ける動き』を指しています。前回の「サッカー用語解説集・攻撃編」で解説したバイタルエリアを攻略するためによく使われる動き方。
この「間受け」を得意としているのが日本代表の香川真司選手です。


by SOCCERMAGAZINE SONEWEB

「ディフェンスとディフェンスの間」というのが分かりづらいですが、できるだけ分かりやすく言うと「(ディフェンスから見て)どっちつかずの中途半端な位置」でボールを受けることですね。
ディフェンスにとって守りにくいのは、誰がプレッシャーを掛けに行くのか、マークを誰がするのかがはっきりしないことなんです。

この「間受け」はそのディフェンスが嫌がるポジションでボールを受けることで攻撃をやりやすくするという効果があります。

 

「ビルドアップ」と「間受け」を解説しましたが、どちらも現代のサッカーでは欠かすことのできない動きです。
次回の代表戦やJリーグを見るときにぜひ参考にしてみてください!

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