次代のGK第2弾!アビスパの新守護神・中村航輔
若手GKの中で今話題になっているのがアビスパ福岡の中村航輔選手です。
福岡の新守護神はどんな選手なのでしょう。
柏ユース出身
生年月日 1995年2月27日(20歳)
出身地 東京都
身長 184cm
体重 72kg
2002年日韓W杯のドイツ代表GKオリヴァー・カーンを観てGKを始めたという中村選手。
U-12から柏レイソルの下部組織に在籍し、2013年にトップチームへ入団しました。
しかし怪我による長期離脱が重なり、2014年までチームでの試合出場はなく、J3のJリーグ・アンダー22選抜での3試合出場に止まりました。
今シーズン期限付き移籍で福岡へ加入すると、その力を存分に見せつける活躍をしています。
強豪相手にスーパーセーブ
初出場は4月29日の第10節ジュビロ磐田戦でした。
J2トップクラスの攻撃陣を相手にスーパーセーブを連発し、1-0の勝利を収めました。
その後怪我の影響でメンバーを外れましたが、第24節に復帰後はリーグ戦全戦に先発フル出場しています。
福岡の正GKと言えばベテランの神山竜一選手で、昨シーズンは「神セーブ」と愛称が付くほどの好セーブを見せていました。
中村選手は20歳の若さでその座を奪い取ったのです。
by アビスパ福岡
月間MVPに
福岡の井原正巳監督は昨シーズンまで柏のヘッドコーチを務めていて、中村選手への信頼が厚く、柏から連れて来たと言われています。
気迫溢れるプレーと20歳とは思えない落ち着き。
身長184cmとGKとして高さはないものの、シュートへの反応は抜群です。
9月には4試合に出場し1失点、セーブ率94.4%の活躍で、J2リーグ月間MVPに選出されました。
10月もMVPノミネート3選手に選ばれています。
リオからA代表へ
各年代の日本代表に選出され、その実力は以前から評価されてきました。
リオ五輪出場を目指すU-22日本代表のGKでは中村選手が一番若く、なかなか出場機会を与えられていません。
しかし今最もよいプレーをしているのは中村選手と言えるでしょう。
将来の日本の守護神候補と期待する声もあり、今後注目したい選手です!