もうすぐ50歳?!キングカズのキャリア振り返り
イギリスのメディアにも「世界最年長の現役プロサッカー選手」として取り上げられたこともある、日本が誇る「KING KAZU」こと三浦知良選手。2015年シーズンも2得点をこれまで記録し自身が持つJリーグの最年長ゴール記録を更新し続けています。そんな三浦知良選手のこれまでの華々しい経歴をまとめてみました。
ブラジルでプロ選手としてスタート
まだ日本にJリーグのなかった1982年12月に当時高校1年生だった三浦選手は「ブラジルでプロサッカー選手になる」という夢を叶えるために高校を中退して単身ブラジルに渡ります。そして1986年にブラジルの名門サントスFCとプロ契約を結びます。プロ契約後、サントスFCでは思うような結果を残せず、いくつかのチームを渡り歩きますが、1990年に再びサントスFCへ移籍し、今度はレギュラーとして活躍をします。
日本のエースとして
ブラジルで活躍をした三浦選手はJリーグの発足に盛り上がる1990年に当時日本サッカーリーグだった読売サッカークラブへ移籍。Jリーグ開幕後はヴェルディ川崎の黄金期をエースとして牽引します。
1994年には1年契約という短期契約ながらアジア人として初めてイタリア・セリエAに移籍をします。(ジェノアCFC所属)
by FBNB
日本代表への思い
日本代表へはブラジルから日本への復帰と同時期に選出をされ、93年「ドーハの悲劇」時と98年のフランスワールドカップを目指す最終予選では中心選手として活躍をします。
しかし、98年のワールドカップ直前の合宿で本大会出場メンバーの選出から漏れ、念願だったワールドカップへの出場は叶わなくなります。
この落選時に三浦選手は「代表としての誇り、魂みたいなものは向こうに置いてきた。」と、その無念さと代表への熱い思いが伝わるコメントを残しています。
この落選以降も三浦選手は日本代表への思いを強く持ち続けており、現在でもワールドカップへの選手選考の度に「選ばれる準備はできている」といったコメントをしており、現在でも日本代表としてワールドカップ出場を目指しています。
by s-trend.jp
最高齢の現役選手として
現在はJ2の横浜FCに所属する三浦選手。現在48歳ながら今シーズンはコンスタントに出場をしており、活躍を見せています。
日本のプロサッカーを本当に1から引っ張り続ける三浦選手。ぜひ50歳を超えてもプロ選手として活躍をする姿を見てみたいですね!