オリンピック代表候補に初選出された川崎Fの中野嘉大ってどんな選手?

2016年1月から始まるリオ五輪サッカー男子アジア最終予選に向けたU-23日本代表国内合宿に参加するメンバーが10月19日に発表されました。

今回の合宿では初招集選手が4人選ばれており、その4人の中でも現在最も勢いに乗っているといえるのが、川崎フロンターレの中野嘉大選手です!

プロフィール


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中野 嘉大(なかの よしひろ)選手
1993年2月24日生まれ
鹿児島県阿久根市出身
MF
川崎フロンターレ所属
176cm/66kg
愛称:ヨッシー

2015年がJリーグデビューの大卒ルーキー

中野選手は2015年に川崎フロンターレへ入団をしたJリーガー1年目の大卒ルーキーです。

大学は川崎フロンターレ監督の風間監督が指揮を執っていた名門・筑波大学の出身で、フロンターレの谷口選手や車屋選手は大学時代からのチームメイトになります。

2015シーズンのJ1 2ndステージ第8節の湘南ベルマーレ戦でJリーグデビューを果たすと以降は毎試合出場を重ねている、今最も成長中の注目選手です。


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三冠王者を相手に1ゴール1アシストの活躍でブレイク!

デビュー3試合目からスタメンを勝ち取ると、2ndステージ第13節のガンバ大阪戦で開始早々に大久保選手へ絶妙なクロスからアシストを決めると、後半10分には自身Jリーグ初得点となる追加点を決め、勝利に大きく貢献します。

この活躍によってJリーグファンの中でも大きく名前が知られる存在へとブレイクしました!

『するする』と抜けていくようなドリブルが最大の魅力

中野選手の最大の魅力は『するする』と相手をかわして抜けだすようなドリブルです。
初ゴールを決めたガンバ大阪戦でも日本代表の米倉選手を細かいステップでかわし、ニアサイドへ冷静にシュートを決めました。

このプレーでもわかるように中野選手のドリブルはDFに体を「当てられない」、ステップやタイミングに特徴のあるドリブラーといえます。

風間監督からも、

「あいつが面白いのは、体が当てられない。ドリブルで”すっ”と抜けていく特別な感覚を持っている。今もひょろひょろだけど(笑)、体で飛ばされるシーンはない。そういう部分は才能かなと。まだまだ余裕がないけど、期待している選手」

SOURCE : KAWASAKI FRONTALE OFFICIAL WEBSAITE

とドリブラーとして高く評価をされています。


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オリンピック代表、そしてA代表へ刺激をもたらす存在になれるか?

中野選手のプレースタイルはこれまでのオリンピック代表には居なかったタイプで、攻撃のアクセントをつける選択肢としてメンバーに入れる可能性は充分にあります。

今回は最終予選前の選考合宿ということで初招集ですがしっかりアピールをして最終予選で、さらにはその先のA代表の最終兵器として世界を相手に戦ってもらいたいですね!

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