様々なフォーメーションの組み合わせやポジションの配置によって試合の勝ち負けが決まるのがサッカー。
でも、そんな戦術が広まるとわからなくなってくるのがポジションの名前です。
そんなポジションの役割をわかりやすく解説!
今回はMF(ミッドフィルダー)編前半です。
ミッドフィルダーとは?
そもそもミッドフィルダーとはなんでしょう?
まず、サッカーのポジションは大きく分けてゴールキーパー(GK)・ディフェンダー(DF)・ミッドフィルダー(MF)・フォワード(FW)の4つに分けられます
この4つの中でミッドフィルダーはディフェンダーとフォワードの間で攻撃と守備の両方にかかわる役割を求められています。
言うならばチームの中心がこのミッドフィルダーというポジションなのです。
by Tokyo55bar
攻撃的ミッドフィルダーと守備的ミッドフィルダー
ミッドフィルダーは攻守にかかわるので、その役割によってさらに「攻撃的ミッドフィルダー」と「守備的ミッドフィルダー」の2つに分けられます。
そしてファーメーションによって求められる役割が少しづつ変わってくるため、その役割に合った名称が付けられています。
守備的ミッドフィルダーの名称
守備的ミッドフィルダーは4-4-2や3-6-1といったフォーメーションでミッドフィルダー4人や6人のうち1番ディフェンダーに近いポジションです。
守備的ミッドフィルダーの名称として最近よく挙げられるのが『ボランチ』、『アンカー』、『レジスタ』です。
ボランチとは?
日本で一般的な守備的ミッドフィルダーの名称が『ボランチ』ではないでしょうか?
役割は守備的といえど守備面でも攻撃面でも貢献することが求められ、試合をコントロールする役割が1番必要なポジションです。そもそもボランチとはポルトガル語でその意味は「車のハンドル」です。
日本代表では長谷部選手や山口蛍選手のポジションですね!
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アンカーとは?
最近、特に名前を聞くことが増えたのが『アンカー』です。
このアンカーとは船の錨という意味の英語で、ボランチよりもより守備的な役割を求められます。
なのでディフェンスラインに近いポジションを取ることが多く、相手の攻撃の芽を潰すのが仕事です。
アンカータイプの選手では細貝萌選手や2010年南アフリカ・ワールドカップでの阿部勇樹選手がいます。
by カルチョまとめブログ
レジスタとは?
このレジスタは日本ではあまり一般的ではない名称です。まず『レジスタ』とはイタリア語なのです。その意味は「演出家」で、守備的ミッドフィルダーの位置からチームの攻撃を指揮する司令塔としての役割を担うのがこの『レジスタ』と呼ばれるポジションの特徴です。
有名な選手はイタリアのピルロ選手やスペインのシャビ選手、日本ではガンバ大阪の遠藤選手などがいます。
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前編では守備的ミッドフィルダーの代表的な名称について解説してきました。
後編では攻撃的ミッドフィルダーについて解説します!
インサイドハーフとは?!サッカーのポジション解説ミッドフィルダー編後編