「噛みつき男」ルイス・スアレス
世界で最も有名なサッカーチームのFCバルセロナで最強の「トリデンテ(スペイン語で「三叉の槍」)」を形成するウルグアイ代表のルイス・スアレス。彼はストライカーとしての魅力のほかに試合中に噛みつき事件を起こしたことで注目されました。今回はそんなスアレスの「噛み付き事件」をまとめてみました!
by WSJ
噛みつき事件その①
ルイス・スアレスの噛みつき事件で大きく注目されたのは2013年に当時所属していたイングランド・プレミアリーグのリバプールFC時代に起こしたものです。第34節の対チェルシー戦。1-2とリバプールビハインドの後半21分にスアレスは相手DFのイバノビッチの右腕に突然噛みつきました!!
by GOAL.com
噛みつき行為をレフリーが見ていなかったためにこの試合中での処分はありませんでしたが、その後FA(イングランドサッカー協会)より10試合の試合出場停止処分を受け、「噛みつき男」としてサッカー界に広く知られる事となりました。
噛みつき事件その②
「噛みつき男」としてのスアレスが世界中に知れ渡ったのは2014年ブラジルワールドカップです。グループリーグ第3戦の対イタリア戦で事件は起こります。後半34分、イタリアゴール前に攻め込んだスアレスがイタリアDFキエッリーニに接触した瞬間、キエッリーニの左肩に噛みついたのです!
by bloomberg
噛みつかれた肩を抑えて審判にアピールするキエッリーニの横で歯を抑えて痛がるスアレス!完全に確信犯です!!試合後、FIFAより9試合出場停止に加え4ヶ月間のサッカー活動の禁止に約1135万円もの罰金という重い処分を受けることになりました。
噛み付き事件その③
上記2件の「噛みつき事件」で世界的に「噛みつき男」と知られることになったスアレス。しかし若手時代に公式としては初となる噛みつき事件を起こしていました。その事件はオランダ・エールディヴィジのAFCアヤックス所属時代の2011年。対PSVアイントホーフェン戦での試合終盤にPSVアイントホーフェンMFのオトマン・バッカルの肩に噛みつきました。それもこの時はレフリーのすぐ側で!!これによってスアレスはオランダサッカー協会より7試合の試合出場停止処分となりました。
さいごに
「2度あることは3度ある」とは言うものの公式戦で3度もの「噛みつき事件」を起こしたルイス・スアレス。間違いなく問題児ですがストライカーとしての才能は世界最高峰レベルであることも事実で、問題があっても移籍の際には引く手数多のオファーが届く名選手。もしかしたら来年日本で見られるかもしれないので今のうちから注目してみてはいかがでしょう?