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アルテタは前任者と同じ過ちを……?

Footmedia

2020/10/28 08:30

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アーセナルのミケル・アルテタ監督は、前任者のウナイ・エメリと同じ過ちを犯しているのかもしれない。クラブOBがマレーシアの放送局『Astro』で指摘している。

昨年12月からアーセナルを率いるアルテタ監督は、3-4-3と4-3-3のハイブリッド戦術を採用している。0-1で敗れた25日のレスター戦では、基本形は4-3-3だがボールを持つと中盤のグラニト・ジャカが最終ラインに入って3-4-3に変形した。

これについてアーセナルのレジェンドであるマーティン・キーオンは苦言を呈する。「システムを変えすぎだ」とキーオン。「エメリ時代もそうだったね。私が望むのは、共通の絵を描くことだ。三角形や動き出し、コンビネーションなど固定することで成熟する。」

「システムを変え続けたらリズムが生まれない。チームのリズムは重要なんだ。私の頃は、試合で使い慣れたスリッパを履くようだった。何もかも意のままだった。中盤のパトリック・ヴィエラやFWデニス・ベルカンプにパスを入れると、そこからサイドに流れるティエリ・アンリにパスが出た。3本のパスで崩せたんだ。今の選手たちは、ボールを持つと少し複雑にする傾向がある。もっとシンプルにプレーすべきだ。」

それでもキーオンはアルテタを信じて止まない。「あまり批判的になり過ぎるのも良くない。アルテタは100%、間違いなく適任者だ。非常に優秀な監督なんだ。苦しむこともあると思うが、そこからどう立ち上がるかが大事だ。」

「もしアルテタが、今のやり方を望むのなら、そこからあまり変えず、それに適した選手をはめ込むべきだ。あとは練習で戦術を磨くだけだ。」

OBからも信頼を寄せられるアルテタ監督は、あまり複雑になり過ぎずにアーセナルを立て直すことができるのだろうか?

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